ブランシュたかやまスキーリゾート
ブランシュたかやまスキーリゾートは、長野県小県郡長和町にあるスキー場である。かつては長和町が大半を出資する第三セクターの長和町振興公社により運営されていたが、2022年4月1日付で長和町振興公社の事業分割により株式会社マウント長和が運営を行う体制となった。 概要ブランシュはフランス語の“白い”に由来する。ただの雪の純白さばかりではなく、白いキャンバスに長和町の町民が次の世代に飛躍する夢と希望を描く白の意味を込め命名された。たかやまがひらがななのは、飛騨高山との混同を避けるため(実際には鷹山)であり、ビーナスラインエリアで最も奥(北)に位置するスキー場である。 スキーヤー専用であり、スノーボードは滑走不可としている。スキーヤー専用という安心感と、下部ゲレンデは事実上キッズ専用ということから、ファミリー層に人気がある。近年シニア層にも力を入れており、シニア倶楽部の会員数が800人を超えている(2017年)。 山頂の休憩所からは360度北アルプスや南アルプスを見渡すことが出来(富士山も見ることが出来る)、周辺のスキー場もほぼ見渡すことが出来る。高地であるため、モミの木とカラマツしか群生しておらず、杉は生えていない。スキー場としての標高差は450mであるが、上部ゲレンデのみで考えると300mほどである。晴天率が90%前後と高い一方で、自然降雪量が限られているため、人工降雪機による人工雪がほとんどを占める。ただし、1800mの高地である関係上、シーズン中は気温がほぼ氷点下になり、雪質は非常によい。 2015年10月には東日本旅客鉄道(JR東日本)から国鉄115系電車1両(クハ115-1106)を譲り受け、スキー客の休憩所として利用していた[1]が、2022年7月に同県千曲市の日帰り温泉施設「万葉超音波温泉」に移設された[2]。 ゲレンデ
リフト
施設ゲレンデ下部(たかやまペンション村近く)
ゲレンデ上部
関連施設
交通
沿革脚注
関連項目外部リンク |