ブラックガード
ブラックガード(Blackguard)は、カナダ・モントリオール出身のメロディックデスメタル・バンド。2001年に結成し、2007年にデビュー。ニュークリア・ブラスト移籍前までは、プロファガス・モーティス(Profugus Mortis)というバンド名であった。 略歴2001年に、アルキン(ボーカル)、テリー・ディシェンス(ギター)、ジャスティン・イーシアー(ドラムス)の3名で結成。その後、モードレッド(ベース)、アエジス(ギター)、ケレオス(キーボード)が加入。2003年にアエジスが脱退し、エミリー・リヴァーノ(ヴァイオリン)が加入。更に、ケレオスも脱退し、ジョナサン・ルフランソワ=ルデュク(キーボード)加入する。同年に1stデモ『United Under A Shadowed Nightsky』をリリース。2004年に、アルキンとモードレッドが脱退し、ポール・アブレイズ(ボーカル)、エティエンヌ・マイルークス(ベース)が加入。 2007年に、地元のレコードレーベル・Prodiskから1stアルバム『...So It Begins』をリリースしデビューする。2008年にヴァイオリニストのエミリー・リヴァーノが脱退し、Les Bâtards du Nordへ移籍する。同年には、1stEP『Another Round』をレコーディングするが、その際にキム・ゴスリン(リードギター)が加入している。同年に、『Another Round』をリリース。日本では、1stアルバムと1stEPがカップリングされた2CD仕様でSTAY GOLDから、日本盤がリリースされデビューを果たした。 しかし、バンド名のProfugus Mortis(ラテン語で「死の逃亡者」を意味する)が、ヨーロッパでは、「亡命者」や「移民の殺害」ととられる可能性があり、バンド名を変更せざるを得なくなった[2]。そのため、バンド名をBlackguard(英語で「ごろつき」の意)に変更。ニュークリア・ブラストと契約する。2009年に、旧バンド名を冠した2ndアルバム『Profugus Mortis』をリリース。 2010年に、キーボーディストのジョナサン・ルフランソワ=ルデュクが脱退する。この脱退を受けて、オーケストレーションをキム・ゴスリンが担うようになる。2011年に3rdアルバム『Fireflight』をリリース。2012年6月、リードギタリストのキム・ゴスリンが脱退し、ルイ・ジャック(リードギター)が加入した[3]。 2013年10月末、10年弱ベーシストを務めたエティエンヌ・マイルークスが脱退したことが発表された[4]。ポール・アブレイズの双子の兄弟であるデイヴ・アブレイズ(ベース)が加入した[4]。ただし、エティエンヌ・マイルークスは同年中頃のツアーの時点で不参加となっており、この際にはニック・アヴィラがサポートとして参加している[5]。また、年末のツアーにルイ・ジャックが健康上の理由から参加しないことも併せて発表された[4]。このため、ツアーにはユア・ラスト・ウィッシュなど活動する、デイヴィッド・カダヴァー・ガニエがサポートとして参加する[4]。 2020年1月、8年ぶりの新作として4thアルバム『Storm』をデジタルアルバムとしてリリースした[6]。また正確な時期は不明だが、この時点でルイ・ジャックとデイヴ・アブレイズがフェイスブックのメンバー一覧から削除されている。 2024年5月、14年前に脱退したルフランソワ=ルデュク (Key)の復帰と、ダヴィッド・ガニエ (Lead G)とヴァンサン・アーノワ (B)の加入が発表された[7]。 メンバー現メンバー
旧メンバー
サポートメンバー
ディスコグラフィー
プロファガス・モーティス (Profugus Mortis名義)
脚注
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