ハンガリー国鉄
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ブダペスト - ウーイサース - ソルノク線の路線図 |
路線番号 | 120 |
路線総延長 | 100 km |
軌間 | 1435 mm |
電圧 | 25000 V(交流) |
最高速度 | 120 km/h |
ブダペスト - ウーイサース - ソルノク線(ハンガリー語: Budapest–Újszász–Szolnok-vasútvonal)は、ハンガリー国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は120a。120号線のブダペスト近郊区間に相当し、ハンガリーとルーマニアを結ぶ役割を担っている。
特急(IC)
下記2系統に分かれる。
- ブダペスト東駅 - ソルノク - レーケシュハーザ - アラド - ティミショアラ/ブラショフ/ブカレスト
- 1時間に1本の運行。
- 2020年以前は、一日6.5往復を除き、大部分が特急(Gy)として運行していた。2021年度より特急(IC)に格上げされ、2022年度より1時間に1本まで増発された。
- ブダペスト東駅 - ソルノク - クルジ・ナポカ - ブラショフ
- 一日2往復の運行。ソルノク以東は100号線に直通する。
- 2018年以前は一日3往復運行していた。
特急(EC)
- ウィーン - ブダペスト東駅 - ソルノク - クルジナポカ/サトゥマレ/キエフ
- 一日2往復の運行。ブダペスト以西は1号線に、ソルノク以東は100号線に直通する。
- 2018年以前は一日1往復運行していた。
特急(Gy)
- ダキア・コルヴィン号: ウィーン - ブダペスト東駅 - ソルノク - ブカレスト/クルジナポカ
- 一日1往復の運行。ブカレスト発着の車両がダキア号と、クルジナポカ発着の車両がコルヴィン号。
- 過去の運行形態
- 2018,19,21,22年度は、中距離普通として運行していた。
- 2021年度以前はダキア号単独で運行していた。
- 2022年度より、コルヴィン号の連結を開始した。当初、コルヴィン号はソルノク以南で100号線に直通していた。
- 2023年度より、コルヴィン号もダキア号と併結したままルーマニア方面に向かう様になった。
区間特急(S)
- ベーケーシュ号: ブダペスト東駅 → ベーケーシュチャバ
- 一日片道1本の運行。
- 2024年6月のダイヤ改正で、特急(IC)から格下げとなった。
中距離普通(Sz)
- レーケシュハーザ → ブダペスト東駅
- 一日あたり、片道1本のみの運行。ウーイサースとナジカータにも停車する。
- 2017年以前は特急(Gy)として運行していた。
特別快速(Z60)
ブダペスト東駅 - ソルノク間に、1時間に1本の運行。スュイシャープ以南はほぼ各駅に停車し、ローカル輸送を担っている。
快速(G60)
早朝はソルノク→ブダペスト方面に20分間隔で(休日は40分間隔)、午後はブダペスト→ソルノク方面の1時間に1本(平日のみ)運行される。
2022年度以前は、午後の南行のうち全便がメンデに停車し、大半がジェムレーを通過、またターピオーセントマールトンを通過する列車も一部設定があった。2023年度以前は、早朝の休日北行が60分間隔であった。
快速(IR)
- ヴィトルラーシュ号: フォニョード - ケーバーニャ上駅 - ソルノク 【夏季の休日運行】
- 夏季の休日のみ、一日1往復の運行。ケーバーニャ以北は短絡線・1号線経由で120号線に直通する。途中、ナジカータ以北の各駅と、ウーイサースに停車する。
- 2022年に運行を開始した。当初は快速(Ex)の種別であったが、2023年より快速(IR)に種別変更となった。2022年度はラーコシュケルト、マグロード、プスタセンティヴァーンを通過していた。
普通(S60)
主に、ブダペスト東駅 - スュイシャープ間に、1時間に2本の運行。スュイシャープ - ソルノク間は、早朝・深夜限定の運行。なお、アボニ・ウートは全列車が通過し、代わりに86号線直通列車が停車する。
2019年以前は、深夜のナジカータ行1本もアボニ・ウートに停車していた。2022年度以前は休日の本数が少なく、1時間に1本の運行であった他、早朝の南行1本に限りアボニ・ウートに停車していた。
駅一覧
以下では、ハンガリー国鉄120号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。
- 種別
- IC:特急「インターシティ」
- EC:特急「ユーロシティ」
- O:中距離快速
- Z:特別快速
- G:快速
- S:普通
- 停車駅
- ■印:全列車停車
- ●印:大部分停車、一部通過
- ○印:大部分通過、一部停車
- |印:全列車通過
- (*1): 70号線の列車は、全列車ケーバーニャ上駅を通過。定期列車で、直接乗換えることはできない。
- (*2): 86号線の列車のみが停車する。
出典