フラッシュバック (2008年の映画)
『フラッシュバック』(Flashbacks of a Fool)は、2008年のイギリスのドラマ映画。監督はベイリー・ウォルシュ、製作総指揮・主演はダニエル・クレイグ、他の出演はハリー・イーデン、クレア・フォーラニ、フェリシティ・ジョーンズ、エミリア・フォックス、イヴ、ジョディ・メイ、ヘレン・マックロリー、ミリアム・カーリンなど。堕落した生活を送っているハリウッドスターが、かつての親友の死をきっかけに思い出した、自分の人生を変えた故郷でのある事件と、彼が初めて知るその後の悲劇を描いている。 日本劇場未公開。日本ではDVDが2009年6月3日に発売された[2]。 ストーリー
ジョー・スコットはイギリス出身のハリウッドスター。しかし、酒と女とドラッグにまみれた堕落した生活を送っており、その勝手気ままな生き方から仕事も不調気味だった。そんなある日、母親から幼なじみの親友ブーツが急死したとの連絡が入る。 25年前、10代のジョーはセックスに興味津々。互いに想いを寄せ合っているガールフレンド、ルースがいるものの、近所の欲求不満な人妻イーブリンから誘惑されるままに関係を持ってしまう。そのためルースとの約束の時間に遅刻し、しかも大量のキスマークを付けた状態で現れたことからルースは激怒。2人の関係は終わってしまう。そんないい加減なジョーを殴るブーツ。 ある日、ジョーは再びイーブリンに誘われるままに関係を結ぶが、そのために家を追い出されていたイーブリンの幼い娘ジェーンが不慮の事故で亡くなってしまう。罪悪感に苛まれたジョーは、ジェーンの葬儀の日、こっそりと家を出て行く。 25年後。結局、ブーツの葬儀に間に合わなかったジョー。母親と伯母ペギーはそんなジョーを温かく迎え入れる。翌朝、妹ジェシーに連れられ、ブーツの妻となっていたルースに会いに行くジョー。25年ぶりの再会は穏やかなものだった。 ジョーは、ジェシーが掃除をしていた墓に記された名前に驚く。それはイーブリンの墓であった。実は20年も前にイーブリンは亡くなっていたのだ。ジェシーが語る、娘を亡くして以降のイーブリンの人生は悲惨なものであった。 キャスト
作品の評価Rotten Tomatoesによれば、21件の評論のうち高評価は38%にあたる8件で、平均点は10点満点中4.5点、批評家の一致した見解は「ダニエル・クレイグの真摯な努力にもかかわらず、『フラッシュバック』は野心的だが練り込みが足りない脚本に苦しんでいる。」となっている[3]。 出典
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