フィンランド時間

欧州の標準時
欧州の標準時
冬:西ヨーロッパ時間UTC+0
夏:西ヨーロッパ夏時間UTC+1
空色 通年:西ヨーロッパ時間UTC+0
冬:中央ヨーロッパ時間UTC+1
夏:中央ヨーロッパ夏時間UTC+2
黄土 冬:東ヨーロッパ時間UTC+2
夏:東ヨーロッパ夏時間UTC+3
淡黄 通年:カリーニングラード時間UTC+2
通年:極東ヨーロッパ時間モスクワ時間UTC+3


フィンランドでは標準時東ヨーロッパ時間フィンランド語: Itä-Euroopan aikaUTC+2)、夏時間東ヨーロッパ夏時間フィンランド語: Itä-Euroopan kesäaikaUTC+3)が使用されている。夏時間は3月の最終日曜日の03:00から10月の最終日曜日の04:00まで実施される。[1]

地理

フィンランドの国土は大部分が北緯60度線より北にあり、ラッピ県の位置に北極圏があるため、ラッピ県の大部分では夏至の前後で太陽が一日中出ている白夜と、冬至の前後で太陽が一日中地平線の下に隠れる極夜が生じる。また、フィンランドの標準時の基準線である東経30度線は東部にあり、ロシアとの国境線を横切っている。

歴史

フィンランドでは東ヨーロッパ時間が1921年から使用されている。それまでは都市ごとに異なる平均太陽時や、ヘルシンキ大学天文台英語版の平均時 (ヘルシンキ時間、GMT+01:39:49.2)が使用されていた。夏時間は1942年に1回のみ実施された後、1981年から1995年までは3月最終日曜日から9月最終日曜日まで実施、1996年からは3月最終日曜日から10月最終日曜日まで実施されている。

IANA time zone database

IANA time zone databasezone.tab英語版には、フィンランドの標準時がEurope/Helsinkiとして含まれている。これは、ISO 3166-1 alpha-2の国コード "FI"を持つ領域を指す。また、オーランド諸島についてもエントリーがある。

国コード 座標 TZ 注釈 協定世界時との差 夏時間 備考
FI +6010+02458 Europe/Helsinki +02:00 +03:00
AX +6006+01957 Europe/Mariehamn +02:00 +03:00 Europe/Helsinkiへのリンク

脚注