フィッティパルディ・F5 (Fittipaldi F5) は、デビッド・ボールドウィンによって設計したフォーミュラ1カーで、1977年ベルギーグランプリから1979年イギリスグランプリまでフィッティパルディチームによって使用された。
1977年
これまで登場したシャシーはフィッティパルディと車体設計者のリチャード・ディヴィラによる「FD」という型番が付けられていたが、新車「F5」以降からディヴィラからデビッド・ボールドウィンの手に移ったため「D」が落ちた。
ドライバーはエマーソン・フィッティパルディとインゴ・ホフマンとの2台体制(ホフマンは開幕2戦のみ)で参戦したが、戦闘力不足の影響で、表彰台まであと一歩と迫る4位にとどまった。
1978年
1978年シーズンに向けジャコモ・カリーリが加入し、前年のF5をグランドエフェクト仕様・フィッティパルディ・F5Aに仕上げた。
ドライバーはエマーソン・フィッティパルディのみの1カーで挑み、以前よりも戦闘力が向上し、第2戦ブラジルグランプリでフィッティパルディがチーム初となる2位表彰台を獲得し、フィッティパルディにとって1975年シーズン最終戦アメリカグランプリ以来3年振りの表彰台となった。
1979年
1979年は開幕2戦使用し、第3戦南アフリカグランプリからラルフ・ベラミーによって開発されたフィッティパルディ・F6は失敗作となり、第10戦西ドイツグランプリにF6の改良型・F6Aが投入されるまではF5Aを使用するものの、結果は開幕戦アルゼンチングランプリで6位入賞のみに終わった。
F1における全成績
(key) (太字はポールポジション)
^1 FD04によるポイントも含む。
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