フィアスインパクト
フィアスインパクト(Fierce Impact)は、日本で生産された、イギリス及びオーストラリアの元競走馬、種牡馬である。 2019年トゥーラックハンデキャップ、カンタラステークス、2020年マカイビーディーヴァステークスの勝ち馬である。 経歴デビューまで2014年3月6日、北海道新冠町の隆栄牧場にてケイアイガーベラの初子として誕生。 2014年のセレクトセール当歳セッションにおいてDavid Redvers氏に6600万円で落札された。その後、イギリスへ渡った。 2016年(2歳)〜2017年(3歳)イギリス在籍2016年10月10日ヤーマス競馬場の未勝利戦でジェイミー・スペンサーとのコンビでデビューし、初勝利を挙げる。しかし、その後は勝ち星を挙げることなく2018年5月にオーストラリアに移籍した。 2018年(4歳)〜2021年(7歳) オーストラリア在籍オーストラリア移籍初戦は3着であったが、2018年5月26日ロイヤルランドウィック競馬場のハンデ戦でオーストラリア移籍後初勝利を挙げる。その後は勝ち星には恵まれなかったが、12月26日のサマーカップ(G3)を勝利して、重賞初制覇を果たす。2着も2015年京都新聞杯を制したサトノラーゼンでディープインパクト産駒のワンツーとなった[1]。 2019年に入り勝ちきれないレースが続いていたが、10月12日のトゥーラックハンデキャップでは道中中団追走から直線で鋭く伸び、10番人気の低評価を覆してG1初制覇を果たした[2]。 11月2日のカンタラステークスでは後方からレースを進めると、最後の直線でフィフティースターズとの叩き合いを制してG1競走2勝目を挙げた[3]。 その後も勝ちきれないレースが続くが、2020年9月12日マカイビーディーヴァステークスでG1競走3勝目を挙げた。 10月5日、トゥーラックハンデキャップ・カンタラステークスの勝利により、2019/2020シーズンのオーストラリア最優秀中距離馬を受賞した[4]。 2020年10月24日のコックスプレート6着を最後に現役を引退。引退後はヴィクトリア州のレネヴァパークスタッドで種牡馬入りする[5][6]。 競走成績血統表
母のケイアイガーベラはダート重賞のプロキオンステークスとカペラステークスの勝ち馬である。 脚注注釈出典
外部リンク
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