ピエール・ノラ(Pierre Nora、1931年11月17日 - )は、フランスの歴史学者。論文集『記憶の場』(仏版全7巻)の編者として有名。
略歴
パリ生まれ。アシュケナジムユダヤ人家系出身である[1]。リセ・ルイ=ル=グランで学ぶ。アルジェリアでの教師生活を経て、1965年から1977年までパリ政治学院、1977年からは社会科学高等研究院で教鞭を執っている[2]。2001年、アカデミー・フランセーズ会員に選出される。2014年ダン・デイヴィッド賞受賞。
著書
- Les Français d'Algérie, Julliard, 1961.
- Faire de l'histoire, Gallimard, 1974 - 共著・監修
- Essais d'ego-histoire, Gallimard, 1987 - 共著・監修
- Les Lieux de mémoire, Gallimard, 1984-1992 - 共著・監修
- 『記憶の場 - フランス国民意識の文化=社会史』全3巻、谷川稔監訳、岩波書店、2002年-2003年
- Liberté pour l'histoire, CNRS, 2008.
- Présent, nation, mémoire, Gallimard, 2011.
- Historien public, Gallimard, 2011.
- Recherches de la France, Gallimard, 2013.
- Esquisse d'ego-histoire, Desclée De Brouwer, 2013.
受賞・栄誉
脚注
外部リンク
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