ビラリョンガ・ダル・カム
ビラリョンガ・ダル・カム(Vilallonga del Camp)は、スペイン・カタルーニャ州タラゴナ県にあるムニシピオ(基礎自治体)。タラグネス郡に属している。2012年の人口は2,204人[1]。自治体公式名称はカタルーニャ語のVilallonga del Camp、カスティーリャ語による名称はVilallonga del Campo[2](ビラリョンガ・デル・カンポ)、または単にVillalonga[3](ビジャロンガ)。 歴史この地についての現存する最古の記録は1174年のものである。アラゴン王フアン1世がタラゴナ大司教にこの集落を売却する1391年までは王家の所領であった。その後、この地はムントゥリウ(Montoliu)家の手に渡り、14世紀末まで続いた。17世紀にはダルマサス(Dalmases)家の所領となり、1710年にはこの地の領主であったパウ・イグナーシ・ダ・ダルマサス・イ・ロック(Pau Ignasi de Dalmases i Roc)はカール大公によってビラリョンガ侯爵に叙された。 人口
政治自治体首長は集中と統一(CiU)のフランセスク・シャビエー・アルマンゴル・イ・ムンネー(Francesc Xavier Armengol i Monné)[6]、自治体評議員は、カタルーニャ共和主義左翼(ERC):3、集中と統一:3、カタルーニャ国民党(PPC):2、カタルーニャ社会主義者党(PSC):1となっている((2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順)[7]。
文化教区教会はサン・マルティーに献呈されている。建物は17世紀の建造で、新古典様式で、正面ファサードは未完に終わっている。入口の上部には聖人が貧者とそのマントを分かち合っているレリーフが掲げられている。コルニスには三角形の破風があり、それはコリント式の柱頭を持つ4つの柱によって支えられている。 集落のはずれにはルゼーの聖母(Mare de Déu del Roser)に捧げられた礼拝堂があり、その入り口のひとつにはかつての城壁が残されている。 経済ビラリョンガ・ダル・カムの主要な経済活動は農業で、セイヨウハシバミ(ヘーゼルナッツ)、ブドウ、アーモンド、オリーブ、イナゴマメなどが栽培されている。 脚注
参考文献
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