ビジランテ
『ビジランテ』(VIGILANTE)は、アイレムが開発し1988年より稼働開始したアーケード用横スクロールアクションゲーム。北アメリカではデータイーストが発売元となっている。タイトルは英語で「自警団」を意味する。 1989年にPCエンジンやセガ・マスターシステムに移植された他、韓国ではMSXに、ヨーロッパではAmiga、Amstrad CPC、Atari ST、コモドール64、ZX Spectrumに移植された。なおPCエンジン版は同日に発売されたファミリーコンピュータ ディスクシステム用ソフトハレーウォーズとともに平成最初に発売されたゲームソフトである。 ゲーム内容全5面からなり、各面ボスを倒して面クリアとなる。ボス敵は一定時間毎に体力が回復していくので、これがゲームの難易度を押し上げる要因になっている。 8方向レバーと2ボタン(パンチ、キック)を使用して、プレイヤーを操作する。ジャンプはレバーを上、もしくは斜め上に入れて行う。パンチとキックはレバーを入れた方向で違う技を出せる。 ストック制+体力制となっているが、面ごとに制限時間があり、時間内にクリアしないとその時点で1ミスとなる。 地面に落ちているヌンチャクを拾うことにより、スキが無くリーチの長いヌンチャク攻撃ができる。また敵の銃弾を弾き落とすことも可能。次の面への持ち越しもできるが、ダメージを受けると無くなってしまう。 また、しゃがんでいる間は制限時間が無くなってもミスとはならず、そのまま攻撃し続けることにより永久パターンとなる。 ストーリー物語の舞台は1988年のニューヨーク。法律も秩序もない裏通りやダウンタウン。それが大都会ニューヨークがもつ、裏の風体だった。警察でさえ手に負えない悪のローグス団たちは、一部に群がる場所を作り、街の人々に脅威を与えていた。ある日、マドンナが彼らの車で連れ去られてしまった。主人公ビジランテは「自らが直接マドンナを助け出し、街も守る」と体力の続く限りローグス団に立ち向かうことになる。ステージをクリアすれば、マドンナは再びどこかへと連れ去られてしまう。大活躍するビジランテの運命は…[1]。 移植版
なお、PCエンジン版は同社のPCエンジン参入ソフト第1号である。業務用の難易度を落として移植されている他、デモシーンの一部簡略化などの変更がなされている。このバージョンは、2007年2月6日から2012年3月30日まで、Wiiのバーチャルコンソールで配信されていた(2013年9月17日より配信再開)。また、2015年2月10日より、Wii Uのバーチャルコンソールにて配信開始。 評価
脚注
関連項目
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