ヒラキ (企業)
ヒラキ株式会社は、兵庫県神戸市に本社を置く靴を中心に衣料・日用雑貨品等の製造販売会社である。通信販売事業、店舗販売事業および卸販売事業を展開しており、180円スニーカーが有名である。 概要徹底した製造、物流コストの削減により、品質を維持したままで低価格の靴を提供している会社である。製造工場は中国でも人件費の上昇が続く沿岸部ではなく、人件費の安い中国奥地に立地させ、製造コストを大幅に削減している。人海戦術というヒラキ独特の物流を築き、商品企画から販売までを手掛ける自社一貫体制により、徹底したコスト削減を目指している[2]。 2001年末、「180円スニーカー」を販売。反響はすさまじく、1ヵ月で22万足の注文が殺到、年間で10万足売れれば大ヒットといわれる靴業界にあって、半年で100万足を販売するという記録を打ち立てた[3]。 実店舗の運営も行っているが、主力は通信販売事業である。通信販売で取り扱う商品のほとんどは自社開発のプライベートブランド(PB)商品であり、看板の靴以外にも衣料品やインテリア、生活雑貨など多様な商材を手掛けている。価格帯は500~3000円と低価格中心に展開し、子育て中のファミリー層から根強い支持を得ている。近年はeコマース(EC)に注力する一方、郊外駅のファミリー層の多い地域に20~60坪程度の靴専門店業態の出店を進めている[4][5]。 2022年11月、岩岡本店にオープンした「おかし館」は売場面積85坪の別館に約2,100アイテムのお菓子を取り揃えており、その内の約600アイテムは駄菓子となっている[6]。また、2023年8月には「靴のヒラキ 姫路店」に500㎡のお菓子売場を設け、「靴とお菓子の店」としてリニューアルオープンした[7]。 沿革
店舗店舗[8]では、靴の販売だけでなく食品や衣料、日用品等も扱うディスカウントストア型の「総合店」と、自社企画開発商品を中心とした「靴専門店」がある。 総合店 靴専門店
事業所子会社
テレビ番組
脚注
外部リンク
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