ヒマワリヒヨドリ
ヒマワリヒヨドリ(学名: Chromolaena odorata)は、キク科の植物である。熱帯アメリカ原産で、日本では外来種として定着している。 分布アフリカ西部、熱帯アジア(日本の南西諸島を含む)、オーストラリアに移入分布する。 畑、道端、果樹園、川岸、牧草地、市街地など撹乱された環境に生息する。 特徴高さ3-7mの大型の低木状の草本。 淡紫色・淡青色・白色の直径3cmほどの頭状花を咲かせる。 葉は対生で、鋸歯縁、三角状卵形で先が尖る。 外来種問題日本では1980年に石垣島で初めて確認され、現在は沖縄本島にも定着している[1]。 アレロパシー作用をもつため、他の植物を駆逐し、農作物にも被害を与えている[1]。刈取りによる駆除が行われているが、繁殖力が強く、根茎から再生してしまう。また、生産する種子の量も非常に多い。海外では繁殖力の強さから『トリフィド』と呼ばれるほどである。 外来生物法により、要注意外来生物に指定されている。また、世界の侵略的外来種ワースト100に選定されている。 参考文献
外部リンク
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