パガーニ・アウトモビリ
パガーニ・アウトモビリ(Pagani Automobili )は、イタリアに本拠地を置く自動車メーカーである。 概要1992年、ランボルギーニに在籍していたアルゼンチン出身のデザイナーであるオラチオ・パガーニ(Horacio Pagani )によって設立された。パガーニが率いる「モデナ・デザイン」社を母体とし、イタリア北部モデナの南東約10kmに位置するサン・チェザーリオ・スル・パーナロ(San Cesario sul Panaro )に本拠地を置く。 1999年のジュネーヴ・モーターショーで、初のロードカー「ゾンダC12」を発表。卓抜したカーボン成型技術を持ち、独特の車体と圧倒的な性能、そして非常に高い価格で発売と同時に有名になった。 同車の開発には、アドバイザーとしてパガーニが崇拝するドライバーで、同じくアルゼンチン出身のファン・マヌエル・ファンジオが起用されており、ファンジオの意見が随所に取り入れられている。 非常に高価なスーパーカーを少量生産する他の企業と同様に、エンジンは自社開発のものではなく、メルセデス・ベンツ(AMG)のものを流用している。イタリアのスーパーカーがドイツのエンジンを使うことは珍しいが、これは上記のファンジオのアイディアである。 少量生産メーカーであることを生かし、記念・特別モデルや、顧客の細かな注文に応じたワンオフモデルを多数制作している。 モータースポーツに関しては、サーキット専用モデルやプライベーターへの車両提供は行っているが、メーカーとしてワークス参戦は行っていない。 車名にはパガーニの出身地であるアルゼンチンに関連した名前が使われている。 車種![]() 日本への輸入輸入車販売店のビンゴスポーツがパガーニの正規ディーラーになっているため、保証付きで購入できる。 2019年からは都内を中心にハイエンド高級車15ブランドを取り扱うSKY GROUPがパガーニの正規ディーラーに加わり、神戸にショールームを構えている。 2021年からはSKY GROUPが国内で唯一となるパガーニ製車両の正規輸入と販売整備を実施しており、神戸のショールームに加えて東京の品川にショールーム付きの整備工場を構えている。 関連項目外部リンク |
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