ハードスパン
ハードスパン (Hard Spun) はアメリカ合衆国の競走馬、種牡馬である。おもな勝ち鞍は2007年キングスビショップステークス。主戦騎手はマリオ・ピノ。 略歴2006年10月にデラウェアパーク競馬場の未勝利戦でデビューし、8+3⁄4馬身の圧勝でデビュー戦を飾る。するとそのまま年明けのG3ルコントステークスまで4連勝する。その後、一般競走のサウスウェストステークスで初黒星を喫するも、G2のレーンズエンドステークスを勝利し、クラシック路線の有力馬としてみられるようになる。しかし肝心のクラシック戦線では、ケンタッキーダービー2着、プリークネスステークス3着、ベルモントステークス4着と常に上位には入ったものの、一度も勝利することはできなかった ベルモントステークスの後は、ハスケル招待ハンデキャップに出走するも、エニーギヴンサタデーに交わされ、カーリンとの2着争いを制するに留まる。そこで距離を短縮したキングスビショップステークスに出走し、初めてG1を制覇し、さらに次走のG2ケンタッキーカップクラシックステークスではストリートセンスを破っている。 続いてブリーダーズカップ・クラシック出走。不良馬場となった当日のレースでは、それを利用して果敢に逃げ粘るも、最後にカーリンにかわされて2着に敗れた。 2008年よりアメリカ合衆国ケンタッキー州のジョナベルファームで種牡馬として供用される。初年度の種付け料は50000ドル。初年度産駒から20頭以上のステークス勝ち馬が現れ、北米セカンドクロップランキング1位、ファーストクロップおよびサードクロップランキングで各2位になるなど、多くの活躍馬を送り出している。2011年は北米新種牡馬リーディング2位。2014年は日本のダーレージャパンスタリオンコンプレックスで種付け料400万円で供用されたが、この年限りでジョナベルファームに復帰する。2021年に自己最高の北米リーディング7位を記録。Hard Not to LikeとHardest Coreが芝で活躍しており、オーストラリアで2頭、南アフリカで1頭の芝GⅠ馬[2]を排出。芝適性も示している(2023年末時点) 成績詳細
主な産駒
ブルードメアサイアーとしての主な産駒
血統表
脚注
外部リンク
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