Z (mtDNA) 系統 |
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系統祖 |
{{{major-haplo}}} |
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発生地(推定) |
東アジア |
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親階層 |
CZ |
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分岐指標 |
152 6752 9090 15784 16185 16260[1] |
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高頻度民族・地域 |
東アジア、北アジア、ヨーロッパ北東部 |
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ハプログループZ (mtDNA)(ハプログループZ (ミトコンドリアDNA)、英: Haplogroup Z (mtDNA))とは、分子人類学で用いられる、人類のミトコンドリアDNAハプログループ(型集団)の分類のうち、「CZ」を祖先に持ち152 6752 9090 15784 16185 16260[1]の変異を持つものである。中国北部で誕生したと考えられる。
分布
ハプログループZはフィン人、サーミ人、ロシア人、ハザーラ人、日本人、朝鮮人、中国北部、カムチャツカの先住民[2]などで観察される。一部はY染色体ハプログループNと同じような拡散経路をたどったと考えられ[3]、ウラル語族との関連が想定される。
脚注
- ^ a b van Oven, Mannis; Manfred Kayser (13 Oct 2008). “Updated comprehensive phylogenetic tree of global human mitochondrial DNA variation”. Human Mutation 30 (2): E386–E394. doi:10.1002/humu.20921. PMID 18853457. http://www3.interscience.wiley.com/journal/121449735/abstract?CRETRY=1&SRETRY=0 2009年5月20日閲覧。.
- ^ 篠田謙一 (2007)『日本人になった祖先たち - DNAから解明するその多元的構造』 日本放送出版協会 P126
- ^ 崎谷満『DNA・考古・言語の学際研究が示す新・日本列島史』(勉誠出版 2009年)