ハノーファー-ヴュルツブルク高速線 (ハノーファー-ヴュルツブルクこうそくせん、ドイツ語: Schnellfahrstrecke Hannover–Würzburg)とは、ドイツ連邦共和国のニーダーザクセン州ハノーファーのハノーファー中央駅から同ヴュルツブルクのヴュルツブルク中央駅に至る全長327kmのドイツ鉄道の高速鉄道路線である。
歴史
1973年に西ドイツ国鉄によって建設が開始された。高速旅客列車および高速貨物列車の走行を前提に建設され、最大勾配は12.5‰である。全長327kmのうち約120kmはトンネルであり、全長10kmのトンネルも2本有する。
1988年にはフルダ - ヴュルツブルク間が供用開始され、1991年に全線開業した。設計最高速度は280km/hであるが、遅延時を除く通常時の最高速度は250km/hである。1988年5月1日にはICE Vがフルダ - ヴュルツブルク間における試運転にて406.9km/hを記録した。
駅
列車
以下の列車が運行されている[1][2]。
- ICE11系統:ミュンヘン - マンハイム - フランクフルト - フルダ - ゲッティンゲン - ヴォルフスブルク - ベルリン
- ICE12系統:インターラーケン - バーゼル - マンハイム - フランクフルト - フルダ - ゲッティンゲン - ヴォルフスブルク - ベルリン
- ICE22系統:キール - ハンブルク - (オルデンブルク - ブレーメン<<)ハノーファー - カッセル=ヴィルヘルムスヘーエ - フランクフルト - シュトゥットガルト
- ICE25系統:キール - ハンブルク - (オルデンブルク - ブレーメン<<)ハノーファー - フルダ - ヴュルツブルク - アウクスブルクまたはニュルンベルク - ミュンヘン - ガルミッシュ=パルテンキルヒェン
- ICE41系統:ドルトムント - エッセン - デュースブルク - デュッセルドルフ - ケルン - フランクフルト - ヴュルツブルク - ニュルンベルク - ミュンヘン - ガルミッシュ=パルテンキルヒェン
- IC26系統:ヴェスターラント - (ビンツ - ロストック<<)ハンブルク - ハノーファー - カッセル=ヴィルヘルムスヘーエ(>>ヴュルツブルク - アンスバッハ - アウクスブルク - ミュンヘン - ベルヒテスガーデン) - フランクフルト - カールスルーエ
脚注
関連項目
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国際共同 | |
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インフラ | |
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関連企業/団体/人物 |
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国際進出 |
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事故 | |
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† - 過去に存在したもの |