ネイサン・クレス
ネイサン・カール・クレス(英: Nathan Karl Kress、1992年11月18日 - )は、アメリカの俳優、声優、モデル、ディレクター、監督。ニコロデオンのシットコム『iCarly』のフレディ・ベンソン役で知られる。 来歴アメリカ・カリフォルニア州グレンデールに生まれる[1][2]。二人の兄がおり、ともにショービジネスに携わっている[3][4]。 4歳の時に、俳優業を始めた。その後、広告モデルや声優として活躍する。6歳の時に小学校へ通うため俳優業を一時休業した[4]。しかし、11歳の時に学校の演劇の「裸の王様」で主役を演じた[4]。これをきっかけに俳優業への復帰を決意し、5年生で学校をやめ、ホームスクーリングに切り替えた[4]。 2005年4月に人生初テレビ出演となる、『ジミー・キンメル・ライブ!』に出演した。その後は、『Dr.HOUSE』や『WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!』といったシリアスなドラマから、ディズニーチャンネルの『スイート・ライフ』といったコメディドラマなど様々なドラマにゲスト出演した[2][3][5][6]。 2006年2月にはニコロデオンの『ドレイク&ジョシュ』に出演[2][3][4][7][8]。この番組ではのちに『iCarly』で共演することになるミランダ・コスグローヴ演じるメーガンの誕生日パーティに出席するオタク少年・トプリンを演じた[3][7][5]。撮影中に、製作総指揮を務めていたダン・シュナイダーとの出会いがきっかけで『iCarly』にフレディ役での出演につながる[2][4][7]。 14歳に誕生日の数日後、フレディ役のオーディションに呼ばれた[3][4][7]。数回のオーディションの後、ミランダ・コスグローヴとジェネット・マッカーディとともに撮影オーディションを行い、数日後、正式にフレディ役に決まった[4][7][8]。番組は2007年の秋に初演する予定だったが、それまでに『ドレイク&ジョシュ』の彼が出演するシーンのカットが決まった。これは役柄も似ていたこともあり、幼いニコロデオンの視聴者が混乱することを避けるためである[3][7]。 2007年9月に『iCarly』はスタートするとともに、すぐに人気番組となった[9][10]。番組はニコロデオンの作品で最も10代に視聴された番組であり、クレスも彼らの間で人気者となった[2][7][11][12][13][14]。彼の演技は、「オタカワ("sweetly nerdy")」とバラエティ誌の評論家に評された[9]。 2014年に、ニコロデオンのシットコムHenry Dangerでディレクターを務めた[15]。 私生活クレスは2011年2月に高校を卒業し、父の母校でもあるカリフォルニア大学ロサンゼルス校への進学を希望した[3][11]。『iCarly』の撮影中は、コスグローヴやマッカーディとともに家庭教師に勉強を教えてもらい、週末はホームスクーリングで勉強していた[4][7]。 『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのファンである。また趣味は週末にサッカー、テニスをすること、サバイバルゲームやTVゲームである[3][7][12]。彼はピュリティ・リングを付けている。 敬虔な福音主義であり、若いファンのすばらしいお手本になる責任を感じていると本人は語っている[4][7][8]。 2015年5月に『イントゥ・ザ・ストーム』で共演した女優ロンドン・エリース・ムーアと婚約。自身のInstagramにプロポーズをする写真を投稿し、話題となった[16]。同年11月にムーアと結婚した[17]。結婚式には『iCarly』で共演したコスグローヴ、マッカーディ、ジェリー・トレイナーも出席した[17]。 2017年12月には妻ロンドンとの間に第1子となる女児が誕生した[18]。 出演作品映画
テレビドラマ
テレビゲーム
関連項目脚注
外部リンク |
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