ナーランダ・カレッジ (コロンボ)
ナーランダ・カレッジ(英語: Nalanda College, シンハラ語: නාලන්දා විද්යාලය)は、スリランカの都市コロンボにある仏教系国立学校。1925年11月1日にアナンダ・カレッジの分校として設立された[1]。 創設1922年、当時の仏教教育者パトリック・デ・シルバ・クララトナの提案により、アナンダ・カレッジの一部がキャンプベル・プレイスへ移転した。L・H・マッタナンダがこの分校の校長に指名され、この学校は当初アナンダ・ブランチと呼ばれていた。W・E・フェルナンドが初代教頭、アーナンダ・マイトレーヤが初代仏教教師となった[2]。 1924年、クララトナは5,500ルピーをかけてキャンプベル・プレイスの運動場近くの土地を購入し、16部屋の校舎を建設した。クララトナは16部屋のうち2部屋を校長室と職員室、さらに2部屋を実験室として使用し、残り12部屋を一般教室として使用した。そして、1924年に330人の生徒がアナンダ・カレッジから移動した。 1925年11月1日、クララトナの尽力によりこの分校はナーランダ・カレッジとして独立した。校名を提案したのは、当時教員を務めていたアーナンダ・マイトレーヤである[3]。 1926年1月1日、クララトナはグナパーラ・マラセカラを次期校長に指名し、L・H・マッタナンダが副校長となった。 同年3月30日にはクララトナが礎石を第2棟に設置した。その年の終わりには生徒数は550人に増加した。その後彼はアナガーリカ・ダルマパーラから借金をし、初等部用地を購入した。そして学生会館がマララセカラ・シアターと名付けられた[4]。 発展その後、ナーランダ・カレッジは実験室やコンピューター室、講堂、学生寮などを増設した[5][6]。特色のある教育として、7年から全教科を英語で学ぶコースが用意されている[7]。 2011年、シンククエスト国際コンテストで学生が世界1位となった。 マルーン戦アナンダ-ナーランダは1924年から毎年開催されているアナンダ・カレッジとのクリケット試合のこと。 関連人物主な教員
主な出身人物
脚注
外部リンク |
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