ナーダムナーダム(モンゴル語: Наадам、ᠨᠠᠭᠠᠳᠣᠮ)とは、モンゴル国において、年に一回行われる国民行事である「民族の祭典」である。ブフ(モンゴル相撲)・競馬・弓射の3つの競技が行われる。また、モンゴル民族が多く住む中国・内モンゴル自治区でも、通遼、フルンボイルなどでも毎年盛んに行われる[1][2]。2010年、ユネスコの無形文化遺産に登録された。 ナーダムはモンゴル各地で行なわれるが、最も大きいものが国家主催の国家ナーダム(イフ・ナーダム、モンゴル語: их наадам、ᠶᠡᠬᠡ 2006年、当時農林水産大臣だった中川昭一がモンゴル国のエンフバヤル大統領と両国農業関係大臣会談を行った際、モンゴル滞在中に国家ナーダムの開会式を観覧している[3]。また、2007年には皇太子時代の今上天皇(当時の徳仁親王)がモンゴル国訪問の際に国家ナーダムの開会式に出席している[4]。 ギャラリー
賞優秀な成績を残した選手には、景嘎(ジャンガー)という黒以外の五色の帯絹で飾られた首飾りを身に着けることが出来る。 脚注関連項目
外部リンク“ユネスコにおけるナーダムの紹介(英語)”. 2014年9月12日閲覧。 |