ナターシャ・リチャードソン
ナターシャ・ジェーン・リチャードソン(Natasha Jane Richardson、1963年5月11日 - 2009年3月18日)は、イギリス出身の女優。 生涯生い立ちロンドン出身。父親は映画監督のトニー・リチャードソン、母親は女優のヴァネッサ・レッドグレイヴ[1]。祖父母は俳優のマイケル・レッドグレイヴとレイチェル・ケンプソン[1]。妹のジョエリー・リチャードソンも女優である。彼女が4歳の時に両親は離婚している[2]。 キャリア4歳の時に父親の監督作品『遥かなる戦場』の端役で出演[1]。ロンドンのセントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマで学び.[3]、シェイクスピアの『夏の夜の夢』や『ハムレット』、ユージン・オニールの『アンナ・クリスティ』など数々の舞台に立ち高い評価を得てきた。 1984年にグラナダテレビ版『シャーロック・ホームズの冒険』(第8話「ぶなの木屋敷の怪」)に出演し注目され、その後、本格的に映画デビューし多くの映画作品に出演。 1998年には、サム・メンデスが舞台監督を務めたミュージカル『キャバレー』で、トニー賞 ミュージカル主演女優賞を受賞。 2007年「いつか眠りにつく前に」で実母ヴァネッサ・レッドグレイヴと親娘役で共演。 同作ではメリル・ストリープとメイミー・ガマー親娘も共演している。 私生活1990年に映画プロデューサーのロバート・フォックスと結婚したが、1992年に離婚[4]。1994年に北アイルランド出身の俳優リーアム・ニーソンと再婚。1995年に長男(マイケル・リチャード・アントニオ)を、1996年に次男(ダニエル・ジャック)を出産。 最期2009年3月16日、カナダ・モントリオールのスキー場でスキーをしている時に転倒、そのときは軽症と判断されるも、帰宅後激しい頭痛に見舞われニューヨーク市内の病院に緊急入院する。しかしついに回復することなく、昏睡状態になり脳死と判定された[5]。二日後の18日、事故前の本人の希望に従い、人工呼吸器をはじめとする全ての生命維持装置が取り外され死去、45歳[6][7]。 主な出演作品映画
舞台
脚注
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