ドリームランド (ロバート・プラントのアルバム)
『ドリームランド』(Dreamland)は、ロバート・プラントが2002年に発表したスタジオ・アルバム。ジミー・ペイジと連名のライヴ・アルバム『ノー・クォーター』(1994年)及びスタジオ・アルバム『ウォーキング・イントゥ・クラークスデイル』(1998年)を挟んで発表された作品で、9年振りのソロ・アルバム。 背景プラントが2001年に結成したバンド「ストレンジ・センセーション」のメンバーと共に制作された。収録曲の半数以上がカヴァー曲で、「ファニー・イン・マイ・マインド(アイ・ビリーヴ・アイム・フィクシン・トゥ・ダイ)」はブッカ・ホワイトの楽曲「Fixin' to Die Blues」をアレンジしたもの。「ウィン・マイ・トレイン・フェア・ホーム(イフ・アイ・エヴァー・ゲット・ラッキー)」は、ストレンジ・センセーションのメンバー6人の共作としてクレジットされているが、アーサー・クルーダップの「If I Ever Get Lucky」、ロバート・ジョンソンの「Milk Cow's Calf Blues」、ジョン・リー・フッカーの「Crawlin' King Snake」、そしてクルーダップの「That's Alright Mama」の4曲が引用されており、アルバムのクレジットには、それらの曲のパブリッシャーが明記されている[12]。 当初は『ヘッド・ファースト』というタイトルになる予定だったが[13]、最終的には『ドリームランド』に変更された。「モーニング・デュー」と「ダークネス・ダークネス」はミュージック・ビデオも作られた[14]。 評価第45回グラミー賞では本作が最優秀ロック・アルバム賞にノミネートされ、収録曲「ダークネス・ダークネス」が最優秀男性ロック・ボーカル・パフォーマンス賞にノミネートされた[15]。 収録曲特記なき楽曲はロバート・プラント、ジャスティン・アダムス、クライヴ・ディーマー、ジョン・バゴット、チャーリー・ジョーンズ、ポール・トンプソンの共作。
ボーナス・トラックイギリス盤及び日本盤CDに収録。
参加ミュージシャン
アディショナル・ミュージシャン
脚注
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