ドゥームズデイ・マシーン
『ドゥームズデイ・マシーン』(Doomsday Machine)は、スウェーデンのメロディックデスメタル・バンド、アーチ・エネミーが2005年に発表した6作目のスタジオ・アルバム。 背景クリストファー・アモットは、本作のレコーディング終了後に一度バンドを脱退したが、最終的には次作『ライズ・オブ・ザ・タイラント』(2007年)で復帰した[10]。なお、収録曲「テイキング・バック・マイ・ソウル」にはファイアーウインドのガス・Gがゲスト参加しており、彼はクリストファーの代役として「オズフェスト2005」のステージにも参加したが、最終的にはタリスマンのフレドリック・オーケソンが、正式な後任ギタリストとして迎えられた[11]。 反響・評価本作はセールス的に大きな成功を収めた。バンドの拠点のスウェーデンでは4週トップ60入りして最高23位を記録し、同国における初のトップ40アルバムとなった[3]。イギリスでは2005年9月3日付の全英アルバムチャートで81位を記録し、バンド初の全英トップ100アルバムとなった[8]。アメリカでは、バンドにとって初となる総合アルバム・チャートのBillboard 200入りを果たし、最高87位を記録した[9]。 Edurado Rivadaviaはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「音作りは洗練されているが、マイケル・アモットのギターの音像が前面に押し出されている」と評している[2]。また、Adrien BegrandはPopMattersのレビューで10点満点中7点を付け「このアルバムではアモット兄弟が本当に輝いており、どの曲でも彼らのソロが聴き所となっている上に、"Enter the Machine"、"I Am Legend"(素晴らしいスラッシュ・ナンバー"Out for Blood"へ続く曲)、そして特に魅惑的な"Hybrids of Steel"という3曲のインストゥルメンタルも、ボーカル・ナンバーに負けていない」と評している[5]。 収録曲全曲とも作曲はマイケル・アモット、クリストファー・アモット、ダニエル・アーランドソンによる。1. 8.はインストゥルメンタル。
日本初回盤CD (TFCK-87388)ボーナス・トラック
2011年再発CD (QATE-10012)ボーナス・トラック12. - 15.は2004年2月27日のパリ公演、16.は2007年1月29日のブエノスアイレス公演におけるライヴ録音。
ヨーロッパ限定盤(77583-8)ボーナスDVD
参加ミュージシャン
アディショナル・ミュージシャン
脚注
外部リンク
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