トレガム語(トレガムご)はインド・ヨーロッパ語族インド・イラン語派のヌーリスターン語派に属する言語である。カタル語、ガンビル語、トレガミ、カタリ、ガンビリとも呼ばれる。アフガニスタンのクナル州のワタプール地区(英語版)のペチュ川(英語版)下流のトレガム渓谷で話されている。トレガム渓谷はパキスタンとの国境線付近のヒンドゥークシュ山脈にあり、ガンビル、カタル、デボズといった村に話者が存在する。大半の話者はパシュトー語との併用である[1]。トレガム語は書き言葉ではないため[1]、パシュトー語話者が増え、消滅しつつある。トレガム人は自分の言語を復活させるだけの力がない。ワイガル語に近い言語である。
脚注
- ^ a b c Tregami at Ethnologue (18th ed., 2015)
参考文献
外部リンク