トヨタレッドテリアーズ(英: Toyota Red Terriers)は、愛知県豊田市を拠点とする女子ソフトボールチーム。JDリーグ所属。
概要
1948年4月に創部。日本リーグには、前身の「全日本女子実業団ソフトボール大会」より参加[1]。2022年からJDリーグ西地区所属。獲得タイトルは、JDリーグ2回・日本リーグ10回・全日本総合8回・国体1回[注 3]。
レッドテリアーズとは、チームカラーの「レッド」と、チームキャラクターのモチーフ犬であるヨークシャー・テリアの「テリアー」を組み合わせたもので、エネルギッシュで探究心が強く、愛されるチームになってほしいという意味が込められている[2]。
マスコットは「ルーキーちゃん」で、犬がモチーフ[2]。「ルーキー」は、トヨタ自動車のレーシングチーム「GAZOO Racing」の公式マスコットキャラクターでもある[3]。
歴史
- 1948年 - トヨタ自工のソフトボール部として創部
- 1968年 - 日本リーグ創設に伴い加盟[4][注 4]
- 1969年 - 秋季リーグ[注 5]で日本リーグ初優勝
- 1982年 - 親会社の合併に伴いトヨタ自動車となる
- 1997年 - 元硬式野球部選手の福田五志が監督就任[5](3年務めて退任後、2007年に復帰し、通算13季でリーグ優勝に5回導く)
- 1998年 - 全日本総合選手権初優勝
- 2016年 - 日本リーグ1部の所属チームのセカンドネーム登録に伴いトヨタ自動車レッドテリアーズとなる
- 2022年 - JDリーグ創設に伴い、同リーグ西地区に所属となる。チーム名がトヨタレッドテリアーズとなる
- 2023年 - JDリーグ初優勝
成績
日本リーグ戦績
日本リーグ1部に決勝トーナメント方式が導入された1994年から、JDリーグ創設前の最終シーズンとなった2021年までの戦績。
年度 |
所属リーグ |
総合順位 |
試合 |
勝 |
敗 |
分 |
リーグ順位 |
全日本総合 |
備考
|
1994 |
日本リーグ1部 |
4位 |
16 |
10 |
6 |
0 |
2位[注 6] |
不明 |
|
1995 |
日本リーグ1部 |
8位 |
16 |
6 |
10 |
0 |
4位[注 6] |
不明 |
|
1996 |
日本リーグ1部 |
9位 |
16 |
8 |
8 |
0 |
5位[注 6] |
ベスト4 |
|
1997 |
日本リーグ1部 |
9位 |
16 |
6 |
10 |
0 |
5位[注 6] |
準優勝 |
|
1998 |
日本リーグ1部 |
3位 |
16 |
12 |
4 |
0 |
2位[注 6] |
優勝 |
|
1999 |
日本リーグ1部 |
6位 |
22 |
11 |
11 |
0 |
6位 |
2回戦 |
|
2000 |
日本リーグ1部 |
7位 |
22 |
10 |
12 |
0 |
7位 |
2回戦 |
|
2001 |
日本リーグ1部 |
8位 |
22 |
8 |
14 |
0 |
8位 |
ベスト8 |
|
2002 |
日本リーグ1部 |
9位 |
22 |
6 |
16 |
0 |
9位 |
2回戦 |
|
2003 |
日本リーグ1部 |
10位 |
22 |
6 |
16 |
0 |
10位 |
2回戦 |
|
2004 |
日本リーグ1部 |
8位 |
22 |
8 |
14 |
0 |
8位 |
準優勝 |
|
2005 |
日本リーグ1部 |
9位 |
22 |
7 |
15 |
0 |
9位 |
ベスト8 |
|
2006 |
日本リーグ1部 |
8位 |
22 |
10 |
12 |
0 |
8位 |
ベスト8 |
|
2007 |
日本リーグ1部 |
9位 |
22 |
8 |
14 |
0 |
9位 |
2回戦 |
|
2008 |
日本リーグ1部 |
7位 |
22 |
12 |
10 |
0 |
7位 |
2回戦 |
|
2009 |
日本リーグ1部 |
準優勝 |
22 |
19 |
3 |
0 |
1位 |
準優勝 |
|
2010 |
日本リーグ1部 |
優勝 |
22 |
21 |
1 |
0 |
1位 |
優勝 |
|
2011 |
日本リーグ1部 |
優勝 |
22 |
19 |
3 |
0 |
1位 |
準優勝 |
|
2012 |
日本リーグ1部 |
優勝 |
22 |
20 |
2 |
0 |
1位 |
準優勝 |
|
2013 |
日本リーグ1部 |
準優勝 |
22 |
20 |
2 |
0 |
1位 |
優勝 |
|
2014 |
日本リーグ1部 |
優勝 |
22 |
19 |
3 |
0 |
1位 |
優勝 |
|
2015 |
日本リーグ1部 |
準優勝 |
22 |
19 |
3 |
0 |
1位 |
ベスト4 |
|
2016 |
日本リーグ1部 |
優勝 |
22 |
19 |
3 |
0 |
1位 |
ベスト4 |
トヨタ自動車レッドテリアーズ
|
2017 |
日本リーグ1部 |
3位 |
22 |
17 |
5 |
0 |
2位 |
優勝 |
|
2018 |
日本リーグ1部 |
優勝 |
22 |
20 |
2 |
0 |
1位 |
ベスト4 |
|
2019 |
日本リーグ1部 |
3位 |
22 |
15 |
7 |
0 |
4位 |
優勝 |
|
2020 |
日本リーグ1部[注 7] |
3位 |
11 |
10 |
1 |
0 |
1位 |
開催中止[注 8] |
|
2021 |
日本リーグ1部 |
準優勝 |
22 |
15 |
7 |
0 |
2位 |
ベスト8 |
|
- 決勝トーナメント方式が導入された1994年以降、「総合順位」の1-4位はリーグ上位4チームによる決勝トーナメントの結果で決定。5位以下は「リーグ順位」に同じ[注 9]
- 「リーグ順位」は、決勝トーナメント方式が導入された1994年以降の、リーグ戦における順位。上位4チームは決勝トーナメントに進出[注 9]
JDリーグ戦績
選手・スタッフ
- 2024年4月現在[6]
歴代所属選手
- 投手
- 捕手
- 内野手
- 外野手
脚注
注釈
- ^ a b 雨天のため準決勝で打ち切り。トヨタレッドテリアーズとビックカメラ高崎ビークイーンの両チーム優勝。
- ^ トヨタ自動車、豊田自動織機、デンソーの連合チーム
- ^ 2016年の国体でトヨタ自動車、豊田自動織機、デンソーの連合チームで優勝。愛知県の優勝は他に6回(1958年・1961年・1973年・1988年・1992年・2008年)記録されているが、2008年はデンソー主体のチームで、それ以外は詳細不明。
- ^ 日本リーグ初年度の参加チームは、トヨタ自工、倉敷紡績安城、ニチボー垂井(のちのユニチカ垂井)、塩野義製薬、東芝姫路、広島紡績(のちのヒロボー)の6チーム。
- ^ 1968年、1969年、1971年の日本リーグは春季リーグ・秋季リーグが開催
- ^ a b c d e 1994-1998年は1部リーグを2グループに分けて開催されたため、所属グループにおける順位
- ^ 新型コロナウイルスの影響により全11試合での開催
- ^ 新型コロナウイルスの影響により開催中止
- ^ a b 2020年、2021年は、上位5チームによる決勝トーナメントを実施
- ^ ダイヤモンドシリーズ進出(ベスト4)
- ^ a b ダイヤモンドシリーズ進出(優勝)
出典
関連項目
外部リンク
日本女子ソフトボールリーグ 2024 |
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JDリーグ |
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日本女子リーグ |
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