トニー・マッケイ
トニー・マッケイ(Tony McQuay、1990年4月16日 - )は、アメリカ合衆国の陸上競技選手で、400mを専門としている。2012年に開かれた2012年ロンドンオリンピックのアメリカ代表の一員である。 経歴少年時代マッケイはフロリダ州ウェストパームビーチに生まれた。同州リビエラビーチのサンコースト・コミュニティ高等学校(Suncoast Community High School)では、サンコースト・チャージャース陸上競技チーム(Suncoast Chargers track and field team)に所属し、100m、200m、400mを専門としていた[1]。フロリダ高等学校陸上競技連盟主催の大会に出場し、高校3年生の時に400mで優勝した[1]。サンコースト・コミュニティ高等学校時代は、アメリカンフットボールのチームにも所属し、チームの最も卓越したワイドレシーバー、最も上達したディフェンシブバック、そして最高のオールラウンド選手と見なされていた[1]。 大学時代マッケイはフロリダ州ゲインズビルにあるフロリダ大学へ進学し、マイク・ホロウェイコーチ率いるフロリダ・ゲイターズ・陸上競技チーム(Florida Gators track and field team)に所属、NCAAの大会に出場した[1]。400mではマッケイは、2011年に室内選手権で優勝、2012年に室内・屋外ともに優勝し、サウスイースタン・カンファレンスで2度の優勝を収めた[2]。2011年の全米陸上競技選手権大会では44秒68をマークし、オリンピック金メダリストのジェレミー・ウォリナーや世界選手権覇者のグレッグ・ニクソンとの接戦を制した[3]。 ロンドンオリンピック2012年6月24日に開かれた代表選考会にてマッケイは400mで準優勝し、ロンドンオリンピックの400mと4x400mリレーのアメリカ代表に選出された[4]。400mでは準決勝進出にとどまったが、4x400mリレーでは銀メダルを獲得した。 2013年世界選手権ロシア・モスクワで開かれた世界選手権でマッケイは400mで44秒40の自己新記録をマークし、銀メダルに輝いた[5]。アメリカのお家芸である男子400mの代表選手とあって、マッケイは出場前から期待が寄せられていた[6]。4x400mリレーでは優勝した。 脚注
関連項目外部リンク
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