デヴィッド・ローズ (ギタリスト)
デヴィッド・ローズ[1](David Rhodes、1956年5月2日 - )は、イギリスのギタリスト、シンガーソングライター。ピーター・ガブリエルとの長年の付き合いで知られている。1979年から1982年までイギリスのロックバンド、ランダム・ホールドのギタリストおよびボーカリストを務め、1980年からガブリエルの主要なスタジオ・ギタリストにしてツアー・ギタリストを務めている。ローズは2枚のソロ・アルバムをリリースしている。 略歴デヴィッド・ローズは、1956年5月2日にロンドンで生まれた。セントラル・セント・マーチンズで美術を学び、その後、ゴールドスミス・カレッジで彫刻の学位を取得するうちに、音楽への関心を高めていった[2]。卒業して間もなく、ボーカルとリード・ギターを担当するロックバンド、ランダム・ホールドの結成メンバーとなり、レコーディングを開始した。やがてピーター・ガブリエルと一緒に演奏するよう依頼された。最初に登場したのは、1980年のガブリエル3枚目のスタジオ・アルバム『ピーター・ガブリエル III(メルトとも呼ばれる)』であった[3]。それ以来、ローズはガブリエルの主要なスタジオ・ギタリスト兼ツアー・ギタリストとなった[4]。 2009年に、最初のスタジオ・アルバム『Bittersweet』をリリースした。そのプログレッシブ・ロック・アルバムは、数々のレイヤー化されたインストゥルメンタル・トラックとエフェクト、そして標準的ではないギター・チューニングを含む、長くて複雑な作曲プロセスを経た産物であった。ローズはそれらの曲をレコーディングする前に何年もかけて作り上げた[5]。レコーディング・スタジオでは幅広い機材を使用していたが、ライブでのセッティングはよりシンプルなセットアップ、ギターのチューニングを簡単に切り替えるギブソン・ロボットギターや、エフェクトとバックグラウンド・トラックを作成するNative Instrumentsというコンピュータ・アプリケーションを使用することにした。翌年には、ベーシストのチャーリー・ジョーンズとドラマーのゲド・リンチと共に『Bittersweet』に伴う短いツアーに乗り出した[6] 。 2013年にローズがレコーディング・スタジオに戻ることを決心したとき、彼とジョーンズとリンチは、彼らが新しいアルバムのためにツアーで確立したダイナミックな音の再現を想起した。この3人によるトリオはレコーディング・スタジオでリハーサルした後、5日間でインストゥルメンタル・トラックを作った。ボーカル・トラックやその他の制作が完成した後、アルバム『Rhodes』はPledgeMusicを介してリリースされた[6]。ローズはツアーに戻り、リンチと、ウェルチのベーシスト、ギャズ・ウィリアムズと一緒にニュー・アルバムをサポートする演奏を行った[7]。 ローズは、Enzo D'Alò監督の映画『Lucky and Zorba』および、ルカ・ルチーニ監督の映画『L'uomo perfetto』、ならびに2001年のビデオゲーム『Atlantis III:The New World』のスコアを担当している。 ディスコグラフィソロ・アルバム
ピーター・ガブリエル→詳細は「ピーター・ガブリエル § ディスコグラフィ」を参照
ランダム・ホールド
ヴァイタミン Z
その他の参加アルバム
フィルム・スコア
ビデオ・ゲーム
脚注
外部リンク
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