デルフィニウム属
デルフィニウム属(デルフィニウムぞく)とはキンポウゲ科の属の一つ。学名のDelphiniumは、ギリシア語でイルカを意味するDelphisから。これは、つぼみの形がイルカに似ていることに由来する。 和名はヒエンソウ属(飛燕草属)であるが、あまり和名は使われない。今まで、チドリソウ属 (Consolida) として扱われていた植物群も現在、ヒエンソウ属に編入された。[1] ヨーロッパ、北アメリカ、アジア、熱帯アフリカの山地に1478種程度が分布する。 元来多年草であるが、日本の夏の暑さに耐えられないため、園芸店などでは一年草として扱われていることもある。 アルカロイドの一種、デルフィニンを有し、食べると下痢や嘔吐を起こし、死に至る場合がある。 主な種
脚注
|