デビルクラッシュ
『デビルクラッシュ』(DEVIL CRASH) は、1990年7月20日にナグザットから発売されたPCエンジン用コンピュータピンボールである。 映画『エイリアン』(1979年)をモチーフにした同社のピンボールゲーム『エイリアンクラッシュ』(1988年)の続編。 1991年にメガドライブに移植され『デビルクラッシュMD』(英題:Dragon's Fury)のタイトルで発売された他、1991年のAMショーで『デビルショック』というタイトル名でアーケード版が出展されていたが、発売中止になっている。 かつてはハドソンが登録商標などの権利を取得していたが、株式会社ハドソンは2012年にコナミデジタルエンタテインメント (KDE) に吸収合併され、現在はKDEが著作権を保有している。 PCエンジン版は2007年にWii用ソフトとしてバーチャルコンソールにて配信された他、2009年にPlayStation 3およびPlayStation Portable用ソフトとしてゲームアーカイブスにて、2015年にWii U用ソフトとしてバーチャルコンソールにてそれぞれ配信されている。 PCエンジン版はゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」にてゴールド殿堂入りを獲得した。 移植版
テクノソフトよりメガドライブへ『デビルクラッシュMD』 の名で移植された。海外では『Dragon's Fury』のタイトルでテンゲンから発売されている。 評価
続編日本国内としての続編はスーパーファミコン用ソフト『邪鬼破壊(じゃきクラッシュ)』(1992年)があるが、日本国外ではテンゲンから発売された日本国外版『Dragon's Fury』の直接的な続編である『Dragon's Revenge』(1993年)がGenesisで発売されている。この作品には海外で製作された作品の為、ナグザットやコンパイル、そしてテクノソフトのスタッフは全く関わっていない。なお、この『Dragon's Revenge』は後に日本のメガドライブでも1993年12月10日に発売されているが、デビルクラッシュとの繋がりはオミットされ、単体の作品という扱いになっている。 その他前作『エイリアンクラクラッシュ』は「'88AVAグランプリ ビデオゲーム特別賞」を受賞していたことから、本作のPCエンジン版のパッケージには『'88 AVA 第1回グラフィック賞受賞』というコピーが表記されていた。更にスーパーファミコンで発売されたシリーズ3作目となる『邪鬼破壊』のパッケージでは、『'88.'90年AVAグランプリ特別賞受賞シリーズ』と銘打たれたコピーが表記されており、本作が1990年のAVAグランプリで特別賞を受賞していたことが分かる。 脚注
外部リンク
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