ティファリティ(アラビア語: تيفاريتي,スペイン語: Tifariti)、またはティファリタ(Tifarita)は西サハラの都市・基礎自治体のひとつ。モロッコが建設した砂の壁の外側(別名解放区)に位置し、モーリタニアの国境が近い。近くにはビル・ラフルー、メヘアーズ(英語版)(以上の2都市はサハラ・アラブ民主共和国が実効支配)、スマラ(モロッコが実効支配)がある。西サハラについてはモロッコとサハラ・アラブ民主共和国(ポリサリオ戦線)が領有権を主張しているが、ティファリティについてはサハラ・アラブ民主共和国が実効支配している。ティファリティは2008年2月27日のサハラ・アラブ民主共和国建国宣言32周年を期して、亡命政府によってビル・ラフルーに代わって新たな臨時首都として宣言されている。
ティファリティには難民キャンプのほかに1994年開院のナバッラ病院(Navarra hospital[3])、Erqueyez Archaeological Park[4]、ティファリティ大学(University of Tifariti)やモスクなどがある。また、2007年以降様々な国のアーティストによる「ARTifariti」も開催されている[5]。
カッコ内は締結年。