チンギス・アラゾフ
チンギス・アラゾフ(Chingiz Allazov、1993年6月10日 - )は、ベラルーシの男性キックボクサー。ガルダバニ出身。Gridin gym所属。元ONEキックボクシング世界フェザー級王者。第2代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者。 来歴2012年3月24日、Oktagon 2012でボーウィー・ソー・ウドムソンと対戦しKO勝ち。 2013年4月20日、Glory 7でマラット・グレゴリアンと対戦しノーコンテスト。 2013年12月14日、Victoryでマラット・グレゴリアンと対戦し判定負け。 2014年1月25日、Thai Boxe Maniaでシッティチャイ・シッソンピーノンと対戦。試合は延長4Rまでもつれ込み、アラゾフの判定負けに終わった。 2016年6月24日、Monte-Carlo Fighting Mastersにおいて、2014年のK-1 World Max優勝者であるエンリコ・ケールと対戦。結果はアラゾフの5RKO勝ち。 2017年6月18日、K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~に参戦。1回戦で中島弘貴にKO勝ち。準決勝でジョーダン・ピケオーにKO勝ち。決勝で城戸康裕に判定勝ち。第2代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者となった。 2018年3月21日、K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K'FESTA.1~に参戦。K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチにおいて、アラゾフは日菜太の挑戦を受けた。結果はアラゾフの2RKO勝ち[1]。 2018年7月14日、Bellator Kickboxingに参戦。K-1 WORLD MAX 2009・2010王者であるジョルジオ・ペトロシアンとBellator Kickboxing ライト級(-70kg)タイトルマッチで対戦した。結果はアラゾフの判定負け。 2021年4月8日、ONE on TNT 1にてONE Championshipに初参戦するも、エンリコ・ケールに僅差のスプリットで判定負け。しかし、敗北したにもかかわらず見事な一進一退の攻防を評価され、この試合はパフォーマンスオブザイヤーに選ばれた。 2021年10月15日、ONE FIRST STRIKEで行われたONE Championshipフェザー級キック世界GPの準々決勝において、サミー・サナに1R39秒でKO勝ちを収め、準決勝に進出した。 2022年1月28日、ONE ONLY THE BRAVEで行われたONE Championshipフェザー級キック世界GP準決勝において、ジョー・ナタウットに1R1分55秒でKO勝ち。決勝に進出した。 2022年3月26日、ONE Xで、ONE Championshipフェザー級キック世界GPの決勝戦において、シッティチャイ・シッソンピーノンと対戦し、判定3-0で勝利。GP優勝を果たした。 2022年10月1日、ONE ON PRIME VIDEO 2で、ONEフェザー級キックボクシング王者のスーパーボンと対戦予定だったが、練習中に負傷し、欠場となった。 2023年1月14日、ONE Fight Night6で これまで2度のタイトルマッチが延期になっていた王者スーパーボンとついに対戦。2Rに3度のダウンを奪い、1分3秒でKO勝利。第2代ONEフェザー級王者に輝いた。 2023年8月5日、ONE: Fight Night 13のメインイベントでマラット・グレゴリアンとキックボクシング世界フェザー級タイトルマッチを行い、3-0の判定勝ちを収め王座の初防衛に成功した。 ONE Championshipとのトラブル 2024年2月、アラゾフが「ONEとの契約を解除する予定だ」「私達はこの団体の契約が気に入らない。金の問題じゃないんだ」とONEへの不満を複数語ると共にONE離脱を示唆。するとすぐさまONE側が声明を出して「アラゾフは2026年12月まで契約が続く。我々ONEはアラゾフと早期契約終了することはない」と、まだ3年近く契約が続くと主張した。同時にONEは「我々は世界中どこにおいても法的処置を取る」とアラゾフや周りに警告をした[2][3][4][5]。 2024年6月、4ヶ月後、アラゾフは「ONEとの契約の解消方法を模索している」と、事態が変わっていないことを話した。その中では「4月に他の2選手による暫定王座戦が行われた際に、私はONEをやめて正規タイトルを手放すから2人の試合はこのベルトを賭けた正規王座戦にしてくれ、とONEに伝えたが、ダメだと言われた」という事も話している。さらにアラゾフは「私とONEは同じ道を歩んでいない」と強調するなど、変わらず泥沼の状況は続いた[6][7]。 2024年8月、アラゾフが改めて複数メディアで「ONEで戦うのはもう終わり。本当です」「この前、ONEから新しい契約を提示されたが『嫌だ』と言って断った」などと話してタイトルを返上したことを明かした。一方でONE側はアラゾフからまだタイトルを剥奪しておらずONE離脱も正式に認めていない[7]。 2024年9月2日、アラゾフが会見を開き、自身の団体『AMC SUF』を立ち上げ。その際にアラゾフがONEに別れを告げて離脱したかのようなコメントをInstagramに投稿した[8][9]。 戦績キックボクシング
獲得タイトル
脚注
外部リンク
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