ダグラス・ジェラード
ダグラス・ジェラード(Douglas Gerrard, 1891年8月12日 - 1950年6月5日)は、アイルランド出身のアメリカ合衆国の映画監督、俳優である[1]。出生名はダグラス・ジェラード・マックマロー・カヴァナ(Douglas Gerrard McMurrough Kavanagh)[1]。 人物・来歴1891年8月12日、アイルランドのダブリンに生まれる[1]。5歳年長の兄はのちにアメリカで映画俳優となるチャールズ・K・ジェラードである[1][2]。 満22歳を迎える1913年、アメリカのユニヴァーサル・フィルム・マニュファクチュアリング・カンパニー(現在のユニバーサル・ピクチャーズ)に入社、フィリップス・スモーリーとロイス・ウェバーの夫妻が共同監督したサイレント映画 Suspense に出演する[1]。 1916年、監督としてデビュー、自らの主演作を多く手がける[1]。1918年、監督業に専念、ユニヴァーサル社の子会社・ブルーバード映画で、同年の『孤松の唄』、『報酬五千弗』、『秘密の家』、Playthings 、『血の叫び』、『唄女』、翌1919年の『巌封の密者』と7本を監督[1]、1作を除いていずれも日本でも公開されている[3]。 1920年、監督業を廃業、俳優業に専念する[1]。以降、サイレントからトーキーとなり、クレジットされない端役となっても、最晩年まで出演をつづけた[1]。 1950年6月5日、カリフォルニア州ロサンゼルス市ハリウッドで死去した[1]。満58歳没。 おもなフィルモグラフィ
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