ソウル市立交響楽団(ソウルしりつこうきょうがくだん、朝鮮語: 서울시립교향악단(서울市立交響樂團)、英語: Seoul Philharmonic Orchestra、英文略称:SPO)は、韓国ソウル特別市の世宗文化会館を中心に活動する、同国で最古のオーケストラである。現在では一般的にソウル・フィルハーモニー管弦楽団(Seoul Philharmonic Orchestra)の名称で呼ばれている。
概要
- 1948年に設立され、1957年にはソウル市による独立団体として承認された。1965年には日本で初の海外演奏を行い、その後、米国、ヨーロッパ、アジア諸国で演奏している。
- 当初は官営だったが、運営形態及び他の団体との集合離散を何度も繰り返し、その都度名称を変更し、2005年10月にSeoul Philharmonic Orchestraへ改称し現在に至る。
指揮者
首席指揮者
- キム・センリョ(1948年 - 1961年)
- キム・マンボク(1961年 - 1969年)
- キョンスー・ウォン(1970年 - 1971年)
- ジェ・ドンジョン(1974年 - 1990年)
- パク・ウンスク(1990年 - 1991年)
- ウォン・キョンス(1994年 - 1996年)
- マルク・エルムレル(2000年 - 2002年)
- クァク・スン(2003年)
- チョン・ミョンフン(2005年 - 2015年、音楽監督)
- オスモ・ヴァンスカ(2020年 - 2022年、音楽監督)
- ヤープ・ファン・ズヴェーデン(2024年 - 、音楽監督)[3]
コンダクター・イン・レジデンス
首席客演指揮者
常任指揮者
芸術監督
副指揮者
- パク・ウンスク(1984年 - 1989年)
- シーヨン・ソン(2009年 - 2013年)
- チェ・スヨル(2014年 - 2017年)
コンポーザー・イン・レジデンス
ジャンル間コラボレーション
沿革
- 2020年
- 6月12日、SMエンタテインメントとの間でジャンル間コラボレーションのためのMOUを締結[6]。
- 7月17日、Red Velvetのヒット曲「Red Flavor」のオーケストラバージョン「Red Flavor (Orchestra Ver.)」をリリース。今作がSMエンタテインメントとソウル市立交響楽団の初コラボレーション曲である[7]。
- 7月24日、SHINee・ジョンヒョンのソロ曲「End of a day」のオーケストラバージョン「End of a day (Orchestra Ver.)」をリリース[8]。
- 2022年
- 2月10日、SMエンタテインメントと2度目の契約を締結[9]。
- 7月1日、Red Velvetのヒット曲「Feel My Rhythm」のオーケストラバージョン「Feel My Rhythm (Orchestra Ver.)」をリリース[10]。
- 9月30日、aespaのデビュー曲「Black Mamba」のオーケストラバージョン「Black Mamba (Orchestra Ver.)」をリリース。
- 2023年
- 2024年
ディスコグラフィ
SMエンタテインメント及びSM Classicsとのコラボレーション作品のみ。ソウル・フィルハーモニー管弦楽団(Seoul Philharmonic Orchestra)名義。
デジタルシングル
脚注
注釈
- ^ a b 「ソウル・フィルハーモニー管弦楽団 & Inyoung Park」名義。
出典
参考文献
関連項目
外部リンク