セレクトホテルズグループ
セレクトホテルズグループ(英: Select Hotels Group)は、株式会社エフ・イー・ティーシステムが運営する日本のホテルグループ。 概要運営会社のエフ・イー・ティーシステムは、東京都千代田区に本社を置くホテルオペレーティング会社であり、ホテルの取得・経営・コンサルティングを行う会社。ホテル再生事業を核とし、都市部のホテル展開のみならず地方経済の活性化・雇用の創出に取り組んでいる[1]。2022年度海外、国内含めて簡易連結子会社は15社、48店舗にのぼる[2]。 歴史2005年(平成17年)、中村比呂志を代表に株式会社エフ・イー・ティーシステムを創業。ホテル再生事業を手掛けるようになったのは、上場企業の友人経営者からの相談がきっかけ[3]。長野プラザのホテル運営を任された。社名の由来は中村が大切にしている“Fortune=運”、”Encounter=出会い”、”Timing=タイミング”の頭文字から[4]。ちなみに、社名に「システム」が入っている理由はこれからのホテルにはシステマチックな仕組みが必要不可欠、という意味から[5]。 2000年代2005年(平成17年)事業再生専門のコンサルティング会社として長野の長野プラザホテルの再生事業に取り掛かる。 当時の社員は3名からのスタートだった。ベットメイク、チラシ制作、雪かき等も行い、フロントバックで睡眠を取るなど奮闘した。[6] 2010年代~国内のホテル事業再生を軸に展開、のべ48店舗の再生を手掛ける。(現在の運営ホテル数は47店舗)ビジネスホテルからシティホテルまで幅広いジャンルを全国に展開[7]。 2018年には東南アジアで海外初となるホテル再生事業を手掛ける迄になった[8]。 現在は既存ホテルの運営再生支援、ホテル・土地の開発、新築ホテルの企画・運営を軸に展開している[9]。 新築-合計9店舗
再生-シティ9店舗
再生-ビジネス28店舗
合計47店舗 社会貢献セレクトホテルズグループはSDGsに早くから取り組み、2011年度より日本ユニセフ協会を通じ、売上の一部をユニセフに寄付している。 また、2016年熊本地震発生時は震災支援としてANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイの売上の一部を復興支援として商品販売やチャリティー募金へ回している。 2015 年より外国籍の社員を積極的に採用。インドネシア、バングラデシュ、 ベトナム、ネパール、韓国など新入社員の3分の1が外国籍[10]。 ロゴマーク社章としてバッチにしている。ビルが連結しているような、ホテルの「H」を象ったデザイン。 イメージは、ホテルが一つではなく、次につながるホテル経営、という意味で架け橋として次々と増えていく、繋がっていくチェーン店のイメージが込められている。 展望2030年までに国内88店舗、海外62店舗、合計150店舗を目指す予定。 本社本社は、東京都千代田区九段北1-13-5 ヒューリック九段ビルの12階に位置する。 ブランド展開
4つのブランドを展開 Hotel Select Inn セレクトインブランドの看板メニューは「朝食カレー」「夜泣きラーメン」 THE CELECTON
東南アジア発祥ブランド。ジャパニーズホスピタリティとは「安心・安全・清潔・お辞儀」。 いやし処ほてる寛楽
和風木造建築で"いやし処"として利用できるロードサイド型ホテルブランド。 SELECT CITYホテル一覧Hotel Select Inn グループ東北エリア
関東エリア
東海エリア
中部・北陸エリア
中国・四国エリア
THE CELECTON グループ
いやし処ほてる寛楽 グループ
SELECT CITY グループ
世界での展開東南アジア、東ヨーロッパ、北アメリカへの展開を見据え足掛かりに東南アジアで数店舗の展開をしている[12]。
脚注
外部リンク |
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