スーパーシオ30『スーパーシオ30』は、2004年にパイオニアが開発・販売したパチスロ機。沖スロに該当する。 概要当時、同社は何かとあればボーナス確率「未発表」というストック機ばかりをリリースしていたため、この機種も『スーパーハナハナ30』同様ストック機であると思われがちだが、実際は普通の純Aタイプで、ボーナス成立後の期待度の高い演出を表現するためのプチストック機能(最大8個をストック)を搭載している。 本機は『シオラー30』と全く同じリール配列で、リールサンド演出(告知、ビッグボーナス中の小役ナビ)なども健在。シオラーとの違いは告知パターンやBGMなどである。遊技方法についても、通常時、ビッグボーナス共に『シオラー30』と同じ。 筐体はそれまでの沖縄県の海をイメージとした青を基調としたカラーから、夕日をイメージして赤を基調としたデザインとなり、それまで線のはっきりしたデザインから細い線でシオコ(シオサイシリーズのパネルに描かれている女性の開発部内の名称)が描かれている。また、沖縄県では、一見『スーパーハナハナ30』と間違えそうなスーハナパネルが導入された。 純Aタイプでのシオサイシリーズの後継機とされながらも、低設定域においての確率が過去シリーズより低く、辛いスペックとなっている。後に、全く同じゲーム性の『シオサイスーパーシオ』として⌀25モデルもリリースされるが、やはり人気は得られず本土の市場はハイビスカスからパトランプへの移行を阻止できなかったが、沖縄県においては、『スーパーハナハナ30』が検定期限切れで2006年10月に撤去されたことに伴い、その後を受ける形で大量に導入され、『トリプルクラウン』系と設置を二分する機種となっていた。 2007年5月に検定切れによりホールから撤去された。 ボーナス確率
※各数値はメーカー発表値。 告知演出本機は多種多彩な告知演出を搭載している。以下はその一部。
また、以下の演出が発生した場合は、次ゲームに告知が発生する。一瞬の演出であるため見逃しやすい。レバーオン時に何か違和感を覚えた時は大概これらの演出が発生している場合が多い。
その他本機は純Aタイプに属するが、プチストック機能を搭載している。救済機能の一種であり、この機能のおかげでボーナス成立後もボーナス抽選を行うため、ボーナス当選後なかなかボーナス図柄を揃えられなくても損をしないようになっている。 また、この機能を利用した本機独特の楽しみ方として、告知後もボーナスを揃えずに回し続け、自力1G連を演出することも可能である(ボーナス入賞を先送りしているだけなので、損得はない)。ストックが貯まると、リプレイ成立時に「コーン」という効果音が鳴ることがある。 |