ステイシー・シフ
ステイシー・シフ(Stacy Schiff、1961年10月26日[1] - )は、ピューリッツァー賞を受賞したアメリカ合衆国のノンフィクション作家、『ニューヨーク・タイムズ』のゲストコラムニスト[2]。 経歴1961年、マサチューセッツ州バークシャー郡アダムスに生まれる[1]。ボーディングスクールのフィリップス・アカデミーの卒業生で、1982年にはウィリアムズ大学で博士号を取得。1990年まで大手出版社サイモン&シュスター (S&S)にてシニアエディタを務める。彼女のエッセイは、ザ・ニューヨーカー、ニューヨーク・タイムズ、タイムズ文芸付録などに掲載された[3]。『ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー』には度々寄稿していた。 グッゲンハイム財団、全米人文科学基金[4]、ニューヨーク公共図書館研究者・作家センターの特別研究員も務める。 1995年、サン=テグジュペリの伝記『サン=テグジュペリの生涯』(原題:Saint-Exupéry: A Biography )がピューリッツァー賞 伝記部門の最終候補になる。2000年、ウラジーミル・ナボコフの妻ヴェラの生涯を描いた"Vera, Mrs. Vladimir Nabokov" で同賞を受賞する[1]。 2006年、ベンジャミン・フランクリンを描いた"A Great Improvisation: Franklin, France, and the Birth of America" でジョージ・ワシントン図書賞とアンバサダー図書賞を受賞[5]。また、フランスでもGilbert Chinard Prizeという賞を受賞。尚、イングランドでは"Dr. Franklin Goes to France" というタイトルで出版されている。 2010年11月に出版された、クレオパトラの生涯を描いた『クレオパトラ』(原題:Cleopatra: A Life )は、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストで3位にランクインし、非常に多くのレビューが書かれた。ウォールストリート・ジャーナルやザ・ニューヨーカーなどで批評家がこぞって賞賛し、数々の新聞や雑誌のランキングでトップを独占、PEN / ジャクリーン・ボグラド・ウェルド賞(評伝部門)を受賞。 現在はニューヨークやカナダのアルバータ州エドモントンに住んでいる[6]。 著書
出典
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