スティーヴ・カレル
スティーヴ・カレル(Steve Carell, 1962年8月16日 - )は、アメリカ合衆国の俳優、コメディアン、脚本家、映画プロデューサー。 来歴1962年8月16日、マサチューセッツ州コンコードに生まれる[1]。父親は電気関連のエンジニアであった[2][3]。イタリア、ドイツ、ポーランドの血を引く[2][4]。学生時代より即興劇団で活動し[5] 、オハイオ州グランヴィルのデニソン大学を卒業[6][7]後、シカゴのコメディ劇団セカンド・シティに参加。在籍時はいくつかのコメディ劇団との共演舞台に立った。その後、脚本家兼俳優としていくつかのテレビ番組の仕事をする。 彼の名前を最初に広く知らしめたのはコメディ・セントラルのコメディ・ニュース番組『ザ・デイリー・ショー』のレギュラー出演である。1999年より番組にレポーターとして参加し、彼の番組出演は2005年まで続いた。 映画は1991年の『カーリー・スー』でデビュー(この当時のクレジットは「Steven Carell」となっている)。その後はテレビ中心の活動であった。2003年のジム・キャリー主演の『ブルース・オールマイティ』では、ジム・キャリー演じる主人公のライバルのエヴァン役を演じる。2004年にも同じくニュース番組を舞台としたウィル・フェレル主演のコメディ映画『俺たちニュースキャスター』で間抜けなウェザーキャスターのブリックを演じる。フェレルとは翌年の『奥さまは魔女』でも共演した。 2005年、『40歳の童貞男』で主演を務める。脚本と製作総指揮も兼任したこの作品は、2600万ドルの制作費に対し、全米だけでも1億ドルを越える興行収入を稼いだ。また、同年春よりスタートし秋から第2シーズンが開始されたNBCの主演テレビシリーズ『ジ・オフィス』(BBC作品のアメリカ版)もヒット作となり、ゴールデングローブ賞を受賞、彼自身と作品はエミー賞の候補にもなっている。翌年には、アカデミー作品賞にノミネートされた『リトル・ミス・サンシャイン』では、自殺未遂を図ったゲイの叔父という暗い役を演じて高評価を得た。 2009年11月、経済誌『フォーブス』が「アメリカのテレビ界で最も稼いでいる男性」のランキングを発表し、2008年6月から2009年6月までの収入が2,100万ドル(日本円で約18億9000万円)で5位にランクインした[8]。 2011年10月、経済誌『フォーブス』が「テレビ界で最も稼いでいる俳優」のランキングを発表し、2010年5月から2011年5月までで1,500万ドル(日本円で約11億4,000万円)を稼いで3位にランクインした[9]。 2014年公開の『フォックスキャッチャー』で第72回ゴールデングローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)、第87回アカデミー賞主演男優賞に初ノミネートされた。 フィルモグラフィー映画
テレビ
日本語吹き替え主に担当しているのは、以下の二人である。
この他にも、岩崎ひろし、堀内賢雄、郷田ほづみ、安原義人、内田夕夜なども声を当てている。 また、『怪盗グルー』シリーズに限っては笑福亭鶴瓶が吹き替えを担当している。 参照
外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia