スティーブン・オカート
スティーブン・チャンドラー・オカート(Steven Chandler Okert, 1991年7月9日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州リバーサイド郡リバーサイド出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。MLBのヒューストン・アストロズ傘下所属。愛称はオー(O)[2]。 経歴プロ入り前グレイソン・カレッジ在学中の2010年、MLBドラフト43巡目(全体1299位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名された[3]が、契約には至らず。 2011年のMLBドラフト33巡目(全体1001位)で再びブルワーズから指名されるも[4]、契約せずにオクラホマ大学へ編入した。 プロ入りとジャイアンツ時代2012年のMLBドラフト4巡目(全体148位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名され、6月26日に契約[2]。同年はルーキー級アリゾナリーグ・ジャイアンツで2試合に登板後、A-級セイラムカイザー・ボルケーノズへ昇格。A-級では15試合に登板して2勝0敗、防御率2.36、22奪三振を記録した[5]。 2013年はA級オーガスタ・グリーンジャケッツで44試合に登板して2勝2敗、防御率2.97、59奪三振を記録した[5]。 2014年はA+級サンノゼ・ジャイアンツで33試合に登板。1勝2敗19セーブ、防御率1.53、54奪三振の成績で、6月にAA級リッチモンド・フライングスクウォーレルズへ昇格。AA級リッチモンドでは24試合に登板して1勝0敗5セーブ、防御率2.73、38奪三振を記録した[5]。 2015年はAAA級サクラメント・リバーキャッツで52試合に登板し、5勝3敗3セーブ、防御率3.82、69奪三振を記録した[5]。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした。 2016年はAAA級サクラメントで開幕を迎えたが、4月19日にメジャーへ昇格し[6]、同日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でメジャーデビュー。3点ビハインドの8回表から2回を投げ、1安打無失点2奪三振に抑えた[7]。その後はリリーフとして登板していたが、2試合連続で失点し、5月2日にAAA級サクラメントへ降格した。6月17日にメジャーへ再昇格した[8]が、ワンポイントでの起用のみで、6月20日にAAA級サクラメントへ降格した。セプテンバー・コールアップの9月1日に再昇格した。この年メジャーでは16試合に登板して2ホールド、防御率3.21、14奪三振を記録した[5]。 2017年は開幕ロースター入りしたが、登板機会のないまま、4月2日にAAA級サクラメントへ降格。4月7日に再昇格したが、再び登板機会のないまま、10日にAAA級サクラメントへ降格。4月16日に再昇格した。昇格後はリリーフに定着し、5月3日のロサンゼルス・ドジャース戦ではメジャー初勝利を挙げた[9]が、防御率6.23と結果を残せず、5月26日にAAA級サクラメントへ降格[10]。6月23日に再昇格した[11]が、7月は防御率7.71に終わり[12]、7月22日にAAA級へ降格[13]。セプテンバー・コールアップの9月1日に再昇格した[14]。昇降格を繰り返したこの年は44試合に登板して1勝1敗、防御率5.67、22奪三振を記録した[5]。 2018年はAAA級サクラメントで開幕を迎え、4月10日にメジャーへ昇格した[15]が、登板機会のないまま、4月11日にAAA級サクラメントへ降格[16]。9月3日にメジャーへ再昇格した[17]。この年は10試合に登板して防御率1.23、8奪三振を記録した[5]。 2019年3月23日にDFAとなり、28日にマイナー契約でAAA級サクラメントへ配属された。この年は一年間AAA級サクラメントでプレーし、50試合(先発4試合)に登板して8勝2敗、防御率5.31、75奪三振を記録した。オフの11月4日にFAとなった[18]。 マーリンズ時代2020年は未所属のまま過ごした後、2021年2月にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ[19]。6月29日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[20]。 2022年8月以降、故障に悩まされたが、それでも年間60試合登板を達成した。翌2023年4月7日にリハビリのためにAAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプに送られた。 ツインズ時代2024年2月11日にニック・ゴードンのトレードでミネソタ・ツインズに移籍した[18][21]。レギュラーシーズン終了後の10月1日にFAとなった。 アストロズ傘下時代2024年オフの11月5日にヒューストン・アストロズとマイナー契約を結び、同日中にAAA級シュガーランド・スペースカウボーイズに配属された[18][22]。また、12日には翌2025年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった、と発表された。 投球スタイルスライダーが投球の約6割を占め、残りの4割は速球系のボールとなっている(フォーシーム3割、シンカー1割)。最速は、2016年に計測した95.1mph(約153km/h)である。 詳細情報年度別投手成績
MLBポストシーズン投手成績
年度別打撃成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia