ステアリング・アット・ザ・サン
「ステアリング・アット・ザ・サン」(Staring at the Sun)は、U2の1997年アルバム『Pop』に収録されている曲で、シングルカットされた。 概要90年代初期、U2に次いでダブリン2番目のバンドと呼ばれていたSomething Happensが1990年に発表したアルバム「Stuck together with God's glue」のタイトルからインスピレーションを受けた曲で、このタイトルは歌詞にも借用されている。[1] レコーディング中からリードシングルの候補に挙がっており、ットを期待されてアルバムからの2ndシングルとしてカットされたが、そうはならず、落胆したポール・マクギネスはエッジの妻モーリー・スタインバーグが撮ったPVのせいにした[2]。 2005年に発表され、UKでシルバーディスク、USでゴールドディスクに輝くなど大ヒットしたGollirazの「Feel Good Inc」は、1:05~からの部分が、この曲に類似しているとあちこちから指摘されていることからしても、ヒット曲になる要素はあったと思われる。Popmartツアー当初はバンド演奏だったものの、すぐに小ステージのアコギ演奏に切り替えられたことからしても、バンドとしてもアルバムのアレンジがしっくり来ていなかったのだろう。[3] シングルは2種類リリースされ、B面に多数のリミックスが収録されているが、後にシングルカットされた「Please」「Last Night on Earth」「If God Will Send His Angels」と違い、シングルカットの際、再レコーディングされていない。 『The Best of 1990-2000』にはMike Hedgesによるニューミックスが収録されている 収録曲Version 1 CD(日本盤)
Version 2 CD(UK盤)
Version 3 Vinyl(USA盤)
PVMiami Version
マイアミで休暇中にエッジの当時の恋人・モーリー・スタインバーグが撮影したもの。
ジェイク・スコットはリドリー・スコットの息子。PVには『エイリアン」で使った特殊効果も使っているとのこと。ジェイクはボノとエッジが曲を書いた映画『ゴールデンアイ』の主題歌「Golden Eye」、ボノも参加したArtists Against AIDSの「What's Going On」のPVの監督もしている。[4] ライブPopmartの幕開けとなるラスベガス公演ではバンド演奏で披露されたが、演奏ミスするという失態を犯し、その後は小ステージでのアコギ演奏に切り替えられた。Elevationツアーでも同じようにアコギで演奏された。なおElevationツアーのすべてのライブで演奏された唯一の『Pop』からの曲である。その後、しばらくセトリから消えていたが、エクスペリエンス・アンド・イノセンス・ツアーで久しぶりにお目見えした。 アウトアピアランス
リミックス
by Sonic Morticians (「Staring at the Sun」『Artificial Horizon』 収録)
by Flood (「Staring at the Sun」 収録)
by Sonic Morticians (「Staring at the Sun」 収録)
by Brothers In Rhythm (『Artificial Horizon』収録) North and South of the RiverB面には「North and South of the River」が収録されている。 →「North and South of the River」 評価
脚注
|
Portal di Ensiklopedia Dunia