スタノヴォイ山脈スタノヴォイ山脈(スタノヴォイさんみゃく、ロシア語: Станово́й хребе́т、サハ語: Сир кура、英語: Stanovoy Range, Outer Khingan Range、満洲語: ᠸᡝᡥᡝ 山脈の東端にはレナ川水系のオリョークマ川が、西端にはオホーツク海へのマヤール川がある。多くの氷河があり、その水はアルダン川やその支流ゴナム川となり北のレナ川方面へ流れる。北にはアルダン高地が広がる。南はアムール川へ流れるゼヤ川が発する。主として片岩と花崗岩からなる中山性山地で、最も高いところは標高2,520メートルである。 スタノヴォイ山脈はアムール州とサハ共和国の境界、さらには満洲(外満洲)と(狭義の)シベリアの境界である。17世紀には毛皮を求めて東方に進出したロシア人と清国政府との係争地となったが、1689年のネルチンスク条約で一旦は清とロシアの境界となった。しかし1858年のアイグン条約により完全にロシア領となった。 脚注
|