スクラム釜石
スクラム釜石(スクラムかまいし)は、ラグビーを通じて東日本大震災からの東北復興支援を目的に活動しているNPO法人である。2011年5月4日結成、2012年3月特定非営利活動法人化。ラグビーワールドカップ2019の岩手県釜石市招致に尽力した[1][2]。 メンバーは、新日鐵釡石ラグビー部OB 有志、釡石シーウェイブスの私設応援団、新日鐵本社ラグビー部などが中心となって活動している。代表理事は石山次郎、事務局長は高橋博行、キャプテンは松尾雄治である。[3] チームの名称は、シーウェイブスを支援しよう、シーウェイブスだけでなく、ラグビーだけでなく釜石を支援しよう、東北全体を支援しよう、といったいろいろな思いを集約できる言葉となっている。[4]
理念発足の経緯スクラム釡石のメンバー(新日鐵釜石ラグビー部OB 有志、釡石シーウェイブスの私設応援団、新日鐵本社ラグビー部など)は、ラグビーを通じて釡石や東北にお世話になってきた。 東日本大震災の後、「東北復興はラグビーと共にあり!」という想いのもと、釡石やラグビーに縁のある仲間が集まり「自分たちに何が出来るか?」を考えぬいた結果、「ラグビーを通じた復興支援活動を行なうこと」にたどり着いた。そして、「完全復興するまで活動を続ける」という宣言のもと結成した[5]。 活動の目標スクラム釡石が目指す大きな目標は釡石・岩手・東北の被災地の復興である。 スクラム釡石は「自分たちに何が出来るのか」を常に考えながら活動している[6]。 活動スクラム釡石が行なう活動のひとつは、ラグビーを通じた釡石・岩手・東北の復興支援活動である。 2012年6月よりノーサイドクラブ[7]とスクラム釜石の共同企画・「釜石Night」を開催している[8]。また、東北のラグビースクールに通う小学生による交流試合「ともだちカップ」を東日本大震災後に企画し、大会は2019年で8回目を迎えている[9]。 また2019年に日本で開催された「ラグビーワールドカップ」では、釜石・東北復興支援の一環で行った釜石誘致支援活動の結果、釜石鵜住居復興スタジアムで9月25日のフィジー対ウルグアイ戦と10月13日のナミビア対カナダ戦の2試合が開催された。[10][11] 2021年、女子15人制ワールドカップでの活躍を目指し、海外挑戦をする平野恵里子選手の応援として、広報活動やマネジメント業務に協力している。[12] メンバー[13]
脚注
外部リンク
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