スカーヴ
スカーヴ(Scarve)は、フランス・ナンシーのインダストリアルデスメタルバンド。デスメタルでは珍しいツインボーカル体制を執っている時期が長い。 略歴1993年にフランス北東の街ナンシーで、ダーク・ヴェルビューレン (Ds、Vo)とパトリック・マーティン (G)で結成。1994年にフレッド・バルトロムッチ (Vo)とデイヴィッド・フィオラソ (B)が加入。ダークはドラムス専任となる。同年、1stデモテープ『Scarve』をリリース。1996年にシルヴァン・コードレー (G)が加入し、1stEP『Six Tears of Sorrow』をリリース。1997年にデイヴィッドが脱退し、ジュリアン・ティベ (B)が加入。1998年に、2人目のボーカリスト、アラン・ジェルモンヴィル (Vo)が加入。2ndデモテープ『Demo '98 #1』をリリース。その後、フレッドとジュリアンが脱退し、ギョーム・ビドー (Vo)、フィリップ・エルター (B)が加入。同年中に3rdデモテープ『Demo '98 #2』をリリース。スウェーデンのインディーズレコードレーベル、WARミュージックと契約し、2000年に1stアルバム『Translucence』をリリースしデビューする。2001年にアランと、フィリップが脱退し、ピエリック・ヴァランス (Vo)とロイス・コリン (B)が加入。フランスのリスナブル・レコードに移籍して、2ndアルバム『Luminiferous』をリリース。2004年に3rdアルバム『Irradiant』をリリース。同アルバムは、日本でサウンドホリックからリリースされ、日本デビューを果たした。また、この頃から、ダークがヘンリー・ランタの抜けたソイルワークにヘルプで参加するようになり、2005年にはソイルワークに正式加入した。 2006年に、ギョームがネミックに加入し、スカーヴから脱退する。その後、元ダーケインのローレンス・マックローリー (Vo)が加入し、4thアルバム『The Undercurrent』をリリースした。リリース後、ローレンスは早々に脱退。2007年には、残るボーカリストのピエリックも脱退してしまう。2008年には、シルヴァンがソイルワークに加入。2009年になって、ローレンスがボーカリストとして再加入。しかし、ダークとシルヴァンがソイルワークで活動している[注釈 1]上に、ローレンスがスウェーデン在住であることなどから、活動は停止している。 メンバー現メンバー
元メンバー
ディスコグラフィ
注釈参考文献
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