ジンバブエの競馬ジンバブエの競馬(ジンバブエのけいば)では、ジンバブエにおける競馬について記述する。 歴史
特徴ジンバブエでは、マショナランド・ターフクラブが運営する首都ハラレのバロウデイルパーク競馬場のみで競馬が行われている[1][2]。 ジンバブエはかつて南ローデシアと呼ばれていたイギリスの植民地時代から隣国南アフリカとの関係が深く、1980年にイギリスから完全に独立してジンバブエ共和国となって以降も南アフリカの競馬統括機関である全国競馬機構(NRA: National Horseracing Authority。2004年までは南アフリカジョッキークラブ)が統括している[2]。 国内で活躍した馬は南アフリカに移動して出走することもあるが、レベル差があり南アフリカでも活躍できることは少ない[1]。 競走南半球に所在するため競馬シーズンは8月から翌年7月までとなっており[1]、南アフリカと共通のオンライン馬券販売ウェブサイトによると、1開催につき6競走から8競走程度の開催が10月上旬から7月末までの間に月に1日または2日開催されている[5]。年間競走開催数は150程度[6]。 馬産と競走馬かつては一定の馬産が行われてサラブレッドが生産されていたが、ロバート・ムガベ大統領が2000年代に推し進めた白人所有の農場の強制収用政策により馬産の担い手である白人牧場主は壊滅的な打撃を受け、南アフリカなど国外に拠点を移していった[1]。2022年の統計では国内生産頭数は0頭になっており、在厩頭数も135頭程度と非常に少なくなっている[6]。 著名な競走馬
主な競走ジンバブエは『国際セリ名簿基準書』のパートII国であり、同基準書のパートIIに記載されている国内重賞は、国際的にはブラックタイプで記載することのできるリステッド競走とみなされる[9]。 『国際セリ名簿基準書』に記載されている重賞の一覧は次のとおり。
主な競馬場
脚注
外部リンク
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