ジリアン・トルネス
経歴2002年、10歳の時にソフトボールを始めた。2010年にキューバ代表に選出されて以降は、パンアメリカン大会や中央アメリカ・カリブ海大会などの主要国際大会において、同国代表の主戦投手として活躍していく。2023/24年のワールドカップでは、注目選手の1人としてWBSCに紹介された[1]。 2019年にイタリア・セリエA1のカゼルタ・アカデミーに入団すると、チームの年間11勝のうち8勝(10敗)をあげるなどの活躍を見せた[2]。2020年の新型コロナウイルス感染拡大を経て、2021年からは同リーグのレアヴェンドルス・カロンノでプレー。2022年、2023年には勝利数・防御率・奪三振数などでリーグトップクラスの成績を収めた。2023年シーズンは登板21試合を全て完投し、17勝[注 1](2位)・4敗・防御率0.58(1位)・奪三振228[注 2][注 3](1位)という成績を残した[2][3]。 2023年の欧州カップウィナーズカップでは、グレタ・チェッケッティと共にレアヴェンドルス・カロンノの2枚エースとして7試合中4試合に登板し、チームの準優勝に貢献した[4]。この時のチームメイト[注 4]には、元日本代表の江口未来子、SGホールディングスギャラクシースターズを退団したばかりのグレタ・チェッケッティ、ベネズエラ代表のユルビー・アリカルトなどがいた[5][6]。 2024年、新しく創設されたリーガ・メヒカーナ・デ・ソフトボル(LMS)のエル・アギラ・デ・ベラクルスに入団。前年12月に実施されたドラフト会議では投手全体1位での指名を受けた[7]。1月25日に行われたスルタネス・フェメニルとの開幕試合では先発投手を務めた[8]。 人物・エピソード名前の「Yilian」は、原語での発音は「ジリアン」に近い[9]。 脚注注釈
出典
外部リンク
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