ジョーダン・フェイゾン

ジョーダン・フェイゾン
Jordan Faison
しながわシティ  No.40
ポジション PF
所属リーグ B3リーグ
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1994-10-17) 1994年10月17日(30歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
身長 201cm (6 ft 7 in)
体重 107kg (236 lb)
キャリア情報
大学 カリフォルニア州立工科大学ポモナ校
プロ選手期間 2016–現在
経歴
2016-17Uni-Riesen Leipzig(ドイツ)
2017-20東京エクセレンス(現・横浜エクセレンス)
2020京都ハンナリーズ
2020-21福島ファイヤーボンズ
2021-22アイシン・アレイオンズ
2022-23横浜エクセレンス
2023-24さいたまブロンコス
2024-しながわシティ
受賞歴
  • B3.LEAGUE シーズンMVP(2019)
  • B3.LEAGUE ブロックリーダー(2019、2023)
キャリアハイ
レギュラーシーズン / プレーオフ
得点 42:vs奈良(2020/02/02)
3ポイント成功数 4:vs茨城(2021/05/03)
リバウンド 21:vs山形(2019/10/19)
アシスト 17:vs香川(2020/02/08)
スティール 5:vs岩手(2019/04/27)
ブロック 6:vsアイシンAW(2019/01/26)
選手情報 ウィキデータを編集 B.LEAGUE.jp

ジョーダン・マイケル・フェイゾン(Jordan Michael Faison、1994年10月17日 - )は、アメリカのプロバスケットボール選手。アメリカのカリフォルニア州レイクフォレスト出身。ポジションはパワーフォワード。B3リーグしながわシティ所属。父親は元NFL選手のデリック・フェイゾンである。

学生時代

エル・トロ高校(2009-12)

カリフォルニア州のエルトロ高校では、2011-12シーズンには、チームを22勝9敗の記録に導き、オールサウスコーストリーグ、オールCIFディビジョン1Aセカンドチーム、およびサウスコーストリーグ共同最優秀選手賞を受賞した。

カリフォルニア州立工科大学ポモナ校(2012-16)

2012-13シーズン(大学1年生時)。 チームの31試合全てに出場した。シーズンをフィールドゴール成功率57.6%で終え、これはカリフォルニア・カレッジアスレチックアソシエーション(CCAA)で4位にランクイン。2月2日のチコ州立大学戦でシーズン最高の15点を記録し、その試合で10投中7本を決めた。NCAAトーナメントでは2試合で平均12点だった。

2013-14シーズン(大学2年生時)。 キャリア初となるオールCCAAファーストチームに選出。1試合平均14.2点を記録するとともに、トータルリバウンドでCCAAで7位(165)とブロックで3位(31)にランクイン。2月1日のカルステートサンバーナーディーノ戦でキャリアハイの26点を記録し、ブロンコスがコヨーテズに88-68で大勝。12月14日のハンボルト州立大学戦と2月15日のSF州立大学戦でダブルダブルを達成。

2014-15シーズン(大学3年生時)。 オールCCAAファーストチームとオールウェストリージョンセカンドチームに選出。フィールドゴール成功率でCCAAで5位(52.5%)、1試合平均13.4点、5.9リバウンドを記録。ブロンコスのディフェンスが全国で2位の評価を受けるのに貢献。12月22日のUCサンディエゴ戦でシーズン最高の24点を記録。シーズン中にダブルダブルを4回達成。

2015-16シーズン(大学4年生時)。 30試合出場、30試合先発、30.2分、16.9得点、7.4リバウンド、1.8アシスト、0.8スティール、1.5ブロックシュートを記録した。

プロキャリア

ウニ・リーゼン・ライプツィヒ/ドイツ・プロBリーグ(2016-17)

2016-17シーズン。 ドイツのウニ・リーゼン・ライプツィヒでプレイ。

東京エクセレンス時代/B3(2017-20)

2017-18シーズン。 東京エクセレンスに所属し、日本リーグデビューとなった。チームは21勝11負の2位であった。 62試合出場、28試合先発、23.98分、17.24得点、8.68リバウンド、2.53アシスト、1.27ブロックシュートを記録した。

2018-19シーズン。 59試合出場、59試合先発、31.95分、22.39得点、9.98リバウンド、4.90アシスト、0.98スティール、2.17ブロックシュートを記録した。 B3年間MVP[1]およびブロックショットリーダー(2.17)となった。 チームは32勝4負でB3優勝及びB2昇格となった。

2019-2020シーズン。 45試合出場、45試合先発、33.96分、23.87得点、10.02リバウンド、6.27アシスト、0.93スティール、1.76ブロックシュートを記録した。 新型コロナウイルス感染症の影響でクラブ間で協議を重ねた結果、シーズン途中でライアン・ステファン選手と共に帰国することになった[2]。 チームは21勝26負と全体10位であったが、新設される予定のアリーナが建設計画見直しのためホームアリーナ確保が困難となりライセンス不交付によるB3降格となった。

京都ハンナリーズ時代/B1(2020)

2020-21シーズン。 外国籍選手追加契約ルールを活用し、京都ハンナリーズと短期契約を締結した[3][4]。 合流が遅れていたレイヴォンテ・ライスとジャスティン・ハーパーのリーグ登録完了に伴い、契約解除となった。 自身初のB1は、4試合出場、4試合先発、34.00分、21.00点、8.25リバウンド、2.00アシスト、1.50ブロックシュートを記録した。 チームは21勝36負の総合15位であった。

福島ファイヤーボンズ時代/B2(2021)

2020-21シーズン。 2021年1月16日に福島ファイヤーボンズと契約を締結した[5]。 28試合出場、27試合先発、31.04分、20.39得点、8.36リバウンド、5.04アシスト、1.14ブロックシュートを記録した。 チームは、27勝31敗で東地区8チーム中6位(リーグ全体10位)であった。

アイシン・アレイオンズ時代/B3(2021-22)

2021-22シーズン。 アイシン・アレイオンズ所属。 48試合出場、46試合先発、29.85分、20.06得点、7.94リバウンド、4.04アシストを記録した。 チームは30勝18負で6位となった。 また、アイシン・アレイオンズは当シーズンを最後に活動終了となった。

横浜エクセレンス所属時代/B3(2022-23)

2022-23シーズン。 横浜エクセレンスに復帰した[6]。 52試合出場、52試合先発、28.33分、19.10得点、8.58リバウンド、4.25アシスト、1.27ブロックを記録した。 二回目のブロックショットリーダー(1.27)となる。 チームは40勝12負で5位でレギュラーシーズンを終え、プレイオフは3位となった。

さいたまブロンコス時代/B3(2023-24)

2023-24シーズン。 さいたまブロンコス所属[7]。 44試合出場、43試合先発、32.30分、17.07得点、8.70リバウンド、4.41アシスト、1.25ブロックシュートを記録した。 チームは、34勝18負の4位でレギュラーシーズンを終え、プレイオフでは初戦で5位の徳島ガンバロウズに敗退した。

しながわシティ時代/B3(2024-)

2024-25シーズン。 しながわシティに所属。 2024年10月13日の徳島戦にて26得点14リバウンド8アシストで86対72で勝利に貢献し、eurobasketofficialによるplayer of the weekに選出された[8]。 2025年1月17日の立川戦にてBリーグ通算300スティールを達成した[9]。 2025年1月26日の香川戦にて13得点、12リバウンド、10アシストのトリプルダブルを達成した[10]。 2025年2月22日の埼玉戦にてBリーグ通算7500得点を達成した。 2025年4月5日の岐阜戦にてBリーグ通算3500リバウンドを達成した。 レギュラーシーズン51試合に出場し、平均19.06得点、9.47リバウンド、5.55アシストを記録した。 B3.LEAGUE 2024-2025 Season アシスト王(5.55)を獲得した。 チームは23勝29負の10位であった。

現在はしながわシティに所属している。

主な記録

NCAA DII

  • CCAA All-First Team - 2014, 2015, 2016
  • NABC All-District West First Team - 2016
  • NABC All-District West Second Team - 2015

B3リーグ

  • B3.LEAGUE 2018-2019 Season 年間MVP
  • B3.LEAGUE 2018-2019 Season ブロックショット王(2.17)[11]
  • B3.LEAGUE 2022-2023 Season ブロックショット王(1.27)[12]
  • B3.LEAGUE 2024-2025 Season アシスト王(5.55)

Bリーグ・スタッツ

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
B3 2017-18 東京EX 62 28 23.98 58.1% 23.6% 64.4% 8.68 2.53 0.68 1.27 2.19 17.24
B3 2018-19 東京EX 59 59 31.95 61.1% 26.2% 70.4% 9.98 4.90 0.98 2.17 3.36 22.39
B3 2019-20 東京EX 45 45 33.96 55.6% 29.8% 72.1% 10.02 6.27 0.93 1.76 3.56 23.87
B1 2020-21 京都 4 4 34.00 59.3% 12.5% 61.9% 8.25 2.00 0.00 1.50 2.25 21.00
B2 2020-21 福島 28 27 31.04 56.3% 30.0% 66.3% 8.36 5.04 0.79 1.14 3.00 20.39
B3 2021-22 アイシン 48 46 29.85 59.9% 29.3% 72.4% 7.94 4.04 0.77 0.60 2.83 20.06
B3 2022-23 横浜EX 52 52 28.33 65.4% 29.0% 66.5% 8.58 4.25 0.87 1.27 3.21 19.10
B3 2023-24 埼玉 44 43 32.30 60.3% 22.0% 65.1% 8.70 4.41 0.55 1.25 2.64 17.07
B3 2024-25 品川 51 50 34.10 53.0% 30.6% 63.8% 9.47 5.55 0.90 0.82 3.75 19.06

海外リーグ・スタッツ

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2016-17 Uni-Riesen Leipzig 20 18 33.5 60.4% 30.0% 60.6% 9.1 1.6 1.1 1.3 2.5 20.6

カレッジ・スタッツ

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2012-13 カリフォルニア州立工科大学ポモナ校 31 3 20.8 57.6% 26.3% 62.8% 3.1 0.5 0.5 0.5 1.3 8.6
2013-14 カリフォルニア州立工科大学ポモナ校 29 28 27.8 56.5% 38.5% 56.7% 5.7 1.5 0.6 1.1 2.4 14.2
2014-15 カリフォルニア州立工科大学ポモナ校 31 31 28.9 52.5% 27.6% 57.9% 5.9 2.0 0.5 0.6 2.8 13.4
2015-16 カリフォルニア州立工科大学ポモナ校 30 30 30.2 56.9% 22.5% 65.4% 7.4 1.8 0.8 1.5 2.3 16.9

人物

好きな選手とチーム

大学生時代に好きな選手だったのはドウェイン・ウェイドで、好きなチームだったのはマイアミ・ヒート(NBA)とボルチモア・レイブンズ(NFL)である。[13]

タトゥー

HUNTER×HUNTERのファンであり、キャラクターのタトゥーを入れている。[14]

デリック・フェイゾン基金

ジョーダン・フェイゾンの家族は、父デリック・フェイゾンの突然の死をきっかけに「デリック・フェイゾン基金」を設立し、AEDの普及及び心臓健康の啓発活動を行っている。この基金はカリフォルニア州のコミュニティでAEDの設置やCPR講習会の支援に注力している。ジョーダン・フェイゾンもプロのアスリートとしての活動と並行し、基金の活動に参加している。[15]

脚注

出典

  1. ^ 【B3】2018-19シーズン個人表彰確定のお知らせ”. B3リーグ公式サイト. 2025年5月2日閲覧。
  2. ^ #13ステファン選手、#40フェイゾン選手、帰国のお知らせ”. 横浜エクセレンス. 2025年5月4日閲覧。
  3. ^ 京都ハンナリーズ、東京エクセレンスのジョーダン・フェイゾンを『外国籍選手追加契約ルール』活用で獲得”. BASKET COUNT. 2025年5月5日閲覧。
  4. ^ 対 新型コロナウイルス 選手契約ルールの設計”. B.LEAGUE. 2025年5月5日閲覧。
  5. ^ B.LEAGUE 2020-21 シーズン 新規選手契約(ジョーダン・フェイゾン選手)のお知らせ”. 福島ファイヤーボンズ. 2025年5月2日閲覧。
  6. ^ ジョーダン・フェイゾン選手 2022-23シーズン契約合意のお知らせ”. 横浜エクセレンス. 2025年5月2日閲覧。
  7. ^ #40 Jordan Faison選手 2023-24シーズン契約(新規)のご報告”. 埼玉ブロンコス. 2025年5月2日閲覧。
  8. ^ player of the week - jordan faison”. Instagram. 2025年5月2日閲覧。
  9. ^ 2024-25シーズン達成の節目の記録(しながわシティ)”. しながわシティ応援サイト. 2025年5月2日閲覧。
  10. ^ ボックススコア(香川vs品川)”. B3リーグ公式サイト. 2025年5月2日閲覧。
  11. ^ 2018-19シーズン リーダーズ”. B3リーグ公式サイト. 2025年5月2日閲覧。
  12. ^ 2022-23シーズン リーダーズ”. B3リーグ公式サイト. 2025年5月2日閲覧。
  13. ^ 2015-16 Men's Basketball Roster”. Cal Poly Pomona Athletics. 2025年5月2日閲覧。
  14. ^ Game1 Game2 と大活躍だったフェイズ!”. X. 2025年5月2日閲覧。
  15. ^ AED普及への思いを語るジョーダン・フェイゾン(横浜エクセレンス) - ある日、一つの命をつなげられるために”. 月刊バスケットボールWEB. 2025年5月2日閲覧。

関連項目

外部リンク

 

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