ジョーダン・フェイゾン
ジョーダン・マイケル・フェイゾン(Jordan Michael Faison、1994年10月17日 - )は、アメリカのプロバスケットボール選手。アメリカのカリフォルニア州レイクフォレスト出身。ポジションはパワーフォワード。B3リーグ・しながわシティ所属。父親は元NFL選手のデリック・フェイゾンである。 学生時代エル・トロ高校(2009-12)カリフォルニア州のエルトロ高校では、2011-12シーズンには、チームを22勝9敗の記録に導き、オールサウスコーストリーグ、オールCIFディビジョン1Aセカンドチーム、およびサウスコーストリーグ共同最優秀選手賞を受賞した。 カリフォルニア州立工科大学ポモナ校(2012-16)2012-13シーズン(大学1年生時)。 チームの31試合全てに出場した。シーズンをフィールドゴール成功率57.6%で終え、これはカリフォルニア・カレッジアスレチックアソシエーション(CCAA)で4位にランクイン。2月2日のチコ州立大学戦でシーズン最高の15点を記録し、その試合で10投中7本を決めた。NCAAトーナメントでは2試合で平均12点だった。 2013-14シーズン(大学2年生時)。 キャリア初となるオールCCAAファーストチームに選出。1試合平均14.2点を記録するとともに、トータルリバウンドでCCAAで7位(165)とブロックで3位(31)にランクイン。2月1日のカルステートサンバーナーディーノ戦でキャリアハイの26点を記録し、ブロンコスがコヨーテズに88-68で大勝。12月14日のハンボルト州立大学戦と2月15日のSF州立大学戦でダブルダブルを達成。 2014-15シーズン(大学3年生時)。 オールCCAAファーストチームとオールウェストリージョンセカンドチームに選出。フィールドゴール成功率でCCAAで5位(52.5%)、1試合平均13.4点、5.9リバウンドを記録。ブロンコスのディフェンスが全国で2位の評価を受けるのに貢献。12月22日のUCサンディエゴ戦でシーズン最高の24点を記録。シーズン中にダブルダブルを4回達成。 2015-16シーズン(大学4年生時)。 30試合出場、30試合先発、30.2分、16.9得点、7.4リバウンド、1.8アシスト、0.8スティール、1.5ブロックシュートを記録した。 プロキャリアウニ・リーゼン・ライプツィヒ/ドイツ・プロBリーグ(2016-17)2016-17シーズン。 ドイツのウニ・リーゼン・ライプツィヒでプレイ。 東京エクセレンス時代/B3(2017-20)2017-18シーズン。 東京エクセレンスに所属し、日本リーグデビューとなった。チームは21勝11負の2位であった。 62試合出場、28試合先発、23.98分、17.24得点、8.68リバウンド、2.53アシスト、1.27ブロックシュートを記録した。 2018-19シーズン。 59試合出場、59試合先発、31.95分、22.39得点、9.98リバウンド、4.90アシスト、0.98スティール、2.17ブロックシュートを記録した。 B3年間MVP[1]およびブロックショットリーダー(2.17)となった。 チームは32勝4負でB3優勝及びB2昇格となった。 2019-2020シーズン。 45試合出場、45試合先発、33.96分、23.87得点、10.02リバウンド、6.27アシスト、0.93スティール、1.76ブロックシュートを記録した。 新型コロナウイルス感染症の影響でクラブ間で協議を重ねた結果、シーズン途中でライアン・ステファン選手と共に帰国することになった[2]。 チームは21勝26負と全体10位であったが、新設される予定のアリーナが建設計画見直しのためホームアリーナ確保が困難となりライセンス不交付によるB3降格となった。 京都ハンナリーズ時代/B1(2020)2020-21シーズン。 外国籍選手追加契約ルールを活用し、京都ハンナリーズと短期契約を締結した[3][4]。 合流が遅れていたレイヴォンテ・ライスとジャスティン・ハーパーのリーグ登録完了に伴い、契約解除となった。 自身初のB1は、4試合出場、4試合先発、34.00分、21.00点、8.25リバウンド、2.00アシスト、1.50ブロックシュートを記録した。 チームは21勝36負の総合15位であった。 福島ファイヤーボンズ時代/B2(2021)2020-21シーズン。 2021年1月16日に福島ファイヤーボンズと契約を締結した[5]。 28試合出場、27試合先発、31.04分、20.39得点、8.36リバウンド、5.04アシスト、1.14ブロックシュートを記録した。 チームは、27勝31敗で東地区8チーム中6位(リーグ全体10位)であった。 アイシン・アレイオンズ時代/B3(2021-22)2021-22シーズン。 アイシン・アレイオンズ所属。 48試合出場、46試合先発、29.85分、20.06得点、7.94リバウンド、4.04アシストを記録した。 チームは30勝18負で6位となった。 また、アイシン・アレイオンズは当シーズンを最後に活動終了となった。 横浜エクセレンス所属時代/B3(2022-23)2022-23シーズン。 横浜エクセレンスに復帰した[6]。 52試合出場、52試合先発、28.33分、19.10得点、8.58リバウンド、4.25アシスト、1.27ブロックを記録した。 二回目のブロックショットリーダー(1.27)となる。 チームは40勝12負で5位でレギュラーシーズンを終え、プレイオフは3位となった。 さいたまブロンコス時代/B3(2023-24)2023-24シーズン。 さいたまブロンコス所属[7]。 44試合出場、43試合先発、32.30分、17.07得点、8.70リバウンド、4.41アシスト、1.25ブロックシュートを記録した。 チームは、34勝18負の4位でレギュラーシーズンを終え、プレイオフでは初戦で5位の徳島ガンバロウズに敗退した。 しながわシティ時代/B3(2024-)2024-25シーズン。 しながわシティに所属。 2024年10月13日の徳島戦にて26得点14リバウンド8アシストで86対72で勝利に貢献し、eurobasketofficialによるplayer of the weekに選出された[8]。 2025年1月17日の立川戦にてBリーグ通算300スティールを達成した[9]。 2025年1月26日の香川戦にて13得点、12リバウンド、10アシストのトリプルダブルを達成した[10]。 2025年2月22日の埼玉戦にてBリーグ通算7500得点を達成した。 2025年4月5日の岐阜戦にてBリーグ通算3500リバウンドを達成した。 レギュラーシーズン51試合に出場し、平均19.06得点、9.47リバウンド、5.55アシストを記録した。 B3.LEAGUE 2024-2025 Season アシスト王(5.55)を獲得した。 チームは23勝29負の10位であった。 現在はしながわシティに所属している。 主な記録NCAA DII
B3リーグ
Bリーグ・スタッツ
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カレッジ・スタッツ
人物好きな選手とチーム大学生時代に好きな選手だったのはドウェイン・ウェイドで、好きなチームだったのはマイアミ・ヒート(NBA)とボルチモア・レイブンズ(NFL)である。[13] タトゥーHUNTER×HUNTERのファンであり、キャラクターのタトゥーを入れている。[14] デリック・フェイゾン基金ジョーダン・フェイゾンの家族は、父デリック・フェイゾンの突然の死をきっかけに「デリック・フェイゾン基金」を設立し、AEDの普及及び心臓健康の啓発活動を行っている。この基金はカリフォルニア州のコミュニティでAEDの設置やCPR講習会の支援に注力している。ジョーダン・フェイゾンもプロのアスリートとしての活動と並行し、基金の活動に参加している。[15] 脚注出典
関連項目外部リンク
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