ジョヴァンニ・チャンフリーリア
ジョヴァンニ・チャンフリーリア(Giovanni Cianfriglia、1935年4月5日 - 2024年10月30日)は、イタリアの映画俳優、スタントマン。 1958年以来100本以上の映画に出演している。1950年代から映画界入りしたイタリアのスタントマン兼アクション俳優。1960年代のマカロニ・ウエスタンではケン・ウッドの変名を用いた。他にもジョヴァンニ・ジャンフリーリアやアルフレッド・ライクリンとクレジットされることもある。 アンツィオで生まれたチャンフリーリアは、ヘラクレスでスティーブリーブスのボディダブルとしてデビューし、その後、数十のジャンルの映画でスタントマンとして登場し始め60年代の後半以来、彼はいくつかのアドベンチャー映画に出演し、スパゲッティウエスタンは、ケンウッドの芸名を使用して主役を演じた[1]。 スティーヴ・リーヴス主演の『ヘラクレス』(1957)など多数のペプラム物でスタントと端役をこなした。彼の素質が開花したのは1960年代半ばからのマカロニ・ウエスタン時代からで、脇役からだったが、『キラー・キッド』(1967/未/テレビ放映)辺りからは主人公と対決する敵役にまで出世し、マリオ・バーヴァ監督の『黄金の眼』(1968)の亜流であるヒーロー物『スーパーアルゴ』シリーズでは遂に主役を演じるまでになる。 マカロニウエスタンでは『五匹の用心棒』(1966)や『七人の特命隊』(1968)といった集団アクション物でも個性を発揮した。1970年代からは再びアクション要員の脇役に戻り、ポリス・アクションやバッド・スペンサー主演の喜劇アクションなどの数多くの作品でスタント・プレイヤーとして活躍した。尚、1980年代初頭にはシュワルツェネッガーの『コナン・ザ・グレート』(1982)のヒットを受け、幾本もの亜流が作られた。そこにもペプラム物で育ったチャンフリーリアの姿があった。 2024年10月30日に死去。89歳没[2]。 主な出演作品
など多数。クレジット無しの作品も少なくない。 参考文献
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