ジョン・ムーニー
ジョン・ムーニー (John Mooney、1955年4月3日 - ) は、アメリカ合衆国・ルイジアナ州ニューオーリンズを拠点に活動するブルース・ギタリスト、シンガー。デルタ・ブルースとニューオーリンズ固有のファンキーなセカンド・ライン・ビートを融合させた独自のサウンドを展開している。ギタリストとしては、特にスライド・ギターのプレイで知られている。 来歴ジョン・ムーニーは、ニュージャージー州イーストオレンジに生まれ、ニューヨーク州ロチェスターに育った。15歳で家を出たムーニーは、その翌年伝説的なミシシッピのブルースマン、サン・ハウスと出会う。彼から直接影響を受け、ミシシッピ・デルタ直系のスタイルを学んでいった。 1976年にニューオーリンズへ移住する。間もなくムーニーは、アール・キング、ザ・ミーターズ、スヌークス・イーグリン、プロフェッサー・ロングヘアといったニューオーリンズのR&Bシーンの大物たちと共演するようになった。 1979年にブラインド・ピッグ・レコードよりデビュー作、 Comin' Your Wayをリリース。1981年には、自己のバンドブルージアナを結成し、ソロ活動を本格化させた。以後、ハウス・オブ・ブルース・レーベルからリリースされたAgainst The Wallを始め、ドイツのレーベル、クロスカット、ラフからのアルバムなど複数のレーベルからアルバムを発表し続けた。2000年には、古巣ブラインド・ピッグに戻り、ゲストにドクター・ジョンを迎えたGone To Hellをリリース。その2年後には、同レーベルからAll I Wantをリリースした。 彼の最新作Big Ol' Fiyaは、2006年にブルース・ミュージック・アワードのコンテンポラリー・ブルース・アルバム賞にノミネートされている。 ディスコグラフィー
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