ジョン・ホルツコム
ジョン・スティーブン・ホルツコム(John Stephen Holdzkom, 1987年10月19日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州パサデナ出身のプロ野球選手(投手)。現在は、フリーエージェント(FA)。 兄のリンカーン・ホルツコムもプロ野球選手(投手)だったが、2015年12月に自動車事故で死亡している[1]。 経歴プロ入りとメッツ傘下時代2005年のMLBドラフト15巡目(全体443位)でシアトル・マリナーズから指名されたが、入団しなかった[2]。 2006年のMLBドラフト4巡目(全体124位)でニューヨーク・メッツから指名され、契約金21万ドルで入団した[3]。 2008年にルーキー級キングスポート・メッツで3勝、A級サバンナ・サンドナッツで2勝を挙げた[3]。 2009年はトミー・ジョン手術を受けたため全休している[3]。 2010年はルーキー級キングスポートとルーキー級GCLメッツで計6試合に登板したが、0勝0敗、防御率9.00に終わった[3]。 レッズ傘下時代2012年1月5日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだ[4]。シーズン開幕はA+級ベイカーズフィールド・ブレイズで迎えたが、6試合に登板して0勝1敗に終わり[3]、6月21日にレッズを自由契約となった[4]。この年は父がニュージーランド出身であるため[5]、台湾で開催された第3回WBC予選のニュージーランド代表に兄のリンカーンと共に選出された[6]。オフはオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)に参加した。 独立リーグ時代2013年は、4月にアメリカン・アソシエーションのアマリロ・ソックスと契約[3]。8月にスーシティ・エクスプローラーズに移籍[3]。2球団合計で42試合に登板し、3勝4敗2セーブの成績を残した[3]。オフはABLに参加した。 2014年は5月にユナイテッドリーグ・ベースボールのサンアンジェロ・コルツに入団[3]。1試合に登板した後、前年も在籍したアマリロ・ソックスと契約[3]。9試合(7回2/3)に登板して失点1という好成績を残した[3]。 パイレーツ時代2014年6月24日にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結び、AA級アルトゥーナ・カーブに配属[4]。4試合(6回)を無失点に抑え、7月5日にAAA級インディアナポリス・インディアンスに昇格。ここでも18試合(21回2/3)を2勝0敗2セーブ、防御率2.49という好成績で、9月1日にセプテンバーコールアップでメジャー契約を結んだ[4]。9月2日のセントルイス・カージナルス戦でメジャー初登板を飾り、8回から3番手として1回を三者連続三振で無失点に抑えるという上々のメジャーデビューを飾った[7]。最終的には9試合に登板し、1勝0敗1セーブ・防御率2.00・9.0イニングで14奪三振という好成績を残した[4]。 2015年は、A-級ウェストバージニア・ブラックベアーズとAAA級インディアナポリス・インディアンスの2球団合計で23試合に登板して、2勝0敗2セーブ、防御率2.96・奪三振率11.1という安定した成績を記録したが、メジャー昇格の機会はなかった[3]。 2016年4月3日にDFAとなり[8]、11日に自由契約となった[9]。 ホワイトソックス傘下時代2016年4月19日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結んだ[10]。この年はルーキー級で1試合登板したのみで、オフの11月7日にFAとなった[4]。 ホワイトソックス退団後2017年はいずれの球団にも所属せず、2018年も秋まではいずれの球団にも所属しなかったが、オフはABLに参加した。 詳細情報背番号
代表歴脚注
関連項目
外部リンク
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