ジョン・ガント
ジョン・マイケル・ガント(John Michael Gant, 1992年8月6日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州サバンナ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。 経歴プロ入りとメッツ傘下時代2011年のMLBドラフト21巡目(全体642位)でニューヨーク・メッツから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・メッツでプロデビュー。4試合(先発1試合)に登板して0勝1敗、防御率6.48、5奪三振を記録した。 2012年はアパラチアンリーグのルーキー級キングスポート・メッツとA級サバンナ・サンドナッツでプレーし、2球団合計で12試合に先発登板して3勝4敗、防御率4.98、52奪三振を記録した。 2013年はA-級ブルックリン・サイクロンズでプレーし、13試合に先発登板して6勝4敗、防御率2.89、81奪三振を記録した。 2014年はA級サバンナでプレーし、21試合に先発登板して11勝5敗、防御率2.56、114奪三振を記録した。 2015年はA+級セントルーシー・メッツとAA級ビンガムトン・メッツでプレーした。 ブレーブス時代2015年7月24日にフアン・ウリーベ、ケリー・ジョンソンとのトレードで、ロブ・ウェイレンと共にアトランタ・ブレーブスへ移籍した[1]。移籍後は傘下のAA級ミシシッピ・ブレーブスでプレーし、移籍前を含めた3球団合計では24試合に先発登板して10勝5敗、防御率3.08、134奪三振を記録した。オフの11月19日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[2]。 2016年はメジャーの開幕ロースター入りを果たし、4月6日のワシントン・ナショナルズ戦でメジャーデビュー[3]。この年メジャーでは20試合(先発7試合)に登板して1勝4敗、防御率4.86、49奪三振を記録した。 カージナルス時代2016年12月1日にハイメ・ガルシアとのトレードで、クリス・エリス、ルーク・ダイクストラと共にセントルイス・カージナルスへ移籍した[4]。 2017年はマイナーで過ごす期間の方が多く、傘下のAAA級メンフィス・レッドバーズでは18試合に先発登板して6勝5敗、防御率3.83、99奪三振を記録した。メジャーでは7試合(先発2試合)に登板して0勝2敗、防御率4.67、11奪三振を記録した。 2018年は26試合(先発19試合)に登板して7勝6敗、防御率3.47、95奪三振を記録した。 2019年はリリーフに固定され、64試合に登板して11勝1敗3セーブ、防御率3.66、60奪三振を記録した。 2020年は17試合に登板して0勝3敗、防御率2.40、18奪三振を記録した。 ツインズ時代2021年7月30日にJ.A.ハップとのトレードで、エバン・シスクと共にミネソタ・ツインズへ移籍した[5]。 日本ハム時代2021年12月9日に北海道日本ハムファイターズと契約合意したことが発表された[6]。年俸は2億4000万円プラス出来高[7]、背番号は42[8]。 2022年は右肘の状態が思わしくなく、球団の全支配下選手で唯一登板機会がないまま、6月14日に治療のために一時帰国した[9]。その後再来日し、10月にはフェニックス・リーグや四国アイランドリーグplus選抜戦に出場し好投。11月30日に契約延長で合意した[7]。年俸は5000万円プラス出来高[7]。 2023年は開幕からファームで調整を続けていたが、4月21日に右肘の検査と治療のため帰国[10]。6月30日に自由契約となり退団した[11]。 投球スタイル
最速99mph[13](約159.3km/h)のシンカーを主体とし、変化球ではチェンジアップとカットボール、稀にスライダーを投げる[14]。新庄剛志は「バッターから見えづらいし。コントロールも低めに集まりそうでゴロを打たせてくれそうな」と評価している[15]。 詳細情報NPB記録
年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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