ジョセフ・ベナビデス
ジョセフ・ベナビデス(Joseph Benavidez、1984年7月31日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。テキサス州サンアントニオ出身。エクストリーム・クートゥア所属。 来歴ラスクルーセス高校時代にレスリングを始め、2000年にニューメキシコ州王者となる。ウィリアムペン大学でもレスリングを続けたが1年で中退した[2]。2006年に総合格闘技デビュー。 2008年7月21日、DREAM.5で初来日。山本"KID"徳郁と対戦予定であったがKIDの怪我によりKODOに変更、試合は1Rにフロントチョークで一本勝ちを収めた。DREAMには複数試合の契約であったが、その後ファイトマネーの支払いを巡る問題のため離脱した[3]。 WEC2008年12月3日、WEC初参戦となったWEC 37でダニー・マルティネスと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。 2009年4月5日、WEC 40でジェフ・カランに3-0の判定勝ちを収めた。8月9日、WEC 42でドミニク・クルーズと対戦し、0-3の判定負けでプロ11戦目にして初黒星を喫した。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。12月19日、WEC 45でハニ・ヤヒーラと対戦し、パウンドでTKO勝ち。 2010年3月6日、WEC 47で元世界バンタム級王者のミゲール・トーレスと対戦し、ギロチンチョークで一本勝ち。サブミッション・オブ・ザ・ナイトを受賞した[4]。 2010年8月18日、WEC 50でドミニク・クルーズの持つ世界バンタム級王座に挑戦し、1-2の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[5]。 UFC2011年3月19日、UFC初参戦となったUFC 128でイアン・ラブランドと対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。 2012年3月3日、フライ級転向初戦となったUFC on FX 2のフライ級王座決定トーナメント準決勝で修斗世界バンタム級(-56kg)王者の漆谷康宏と対戦し、右フックでダウンを奪いパウンドでTKO勝ち。ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2012年9月22日、UFC 152のフライ級王座決定トーナメント決勝でデメトリアス・ジョンソンと対戦し、1-2の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。 2013年2月2日、UFC 156でイアン・マッコールと対戦し、3-0の判定勝ち。 2013年4月20日、UFC on FOX 7でフライ級ランキング8位のダレン・ウエノヤマと対戦し、KO勝ち。 2013年9月4日、UFC Fight Night: Teixeira vs. Baderでフライ級ランキング5位のジュシー・フォルミーガと対戦し、TKO勝ち。 2013年12月14日、UFC on FOX 9でUFC世界フライ級王者のデメトリアス・ジョンソンに挑戦し、1RKO負けを喫し王座獲得に失敗した。 2014年4月26日、UFC 172でフライ級ランキング8位のティム・エリオットと対戦し、ギロチンチョークで一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2014年11月22日、UFC Fight Night: Edgar vs. Swansonでフライ級ランキング13位のダスティン・オーティスと対戦し、3-0の判定勝ち。 2015年5月23日、UFC 187でフライ級ランキング5位のジョン・モラガと対戦し、判定勝利。 2015年10月3日、UFC 192でフライ級ランキング14位のアリ・バガウティノフと対戦し、判定勝利。 2016年2月6日、UFC Fight Night: Hendricks vs. Thompsonでフライ級ランキング8位のザック・マコウスキーと対戦し、判定勝利。 2016年12月3日、The Ultimate Fighter 24 Finaleでフライ級ランキング2位のヘンリー・セフードと対戦し、判定勝ち。 2018年6月9日、UFC 225でフライ級ランキング5位のセルジオ・ペティスと対戦し、1-2の判定負け。 2018年11月30日、The Ultimate Fighter 28 Finaleでフライ級ランキング12位のアレックス・ペレスと対戦し、パウンドで1RTKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2019年1月19日、UFC Fight Night: Cejudo vs. Dillashawでフライ級ランキング8位のダスティン・オーティスと対戦し、判定勝ち。 2019年6月29日、UFC on ESPN: Ngannou vs. dos Santosでフライ級ランキング1位のジュシー・フォルミーガと対戦し、TKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。 2020年2月29日、UFC Fight Night: Benavidez vs. FigueiredoのUFC世界フライ級王座決定戦でフライ級ランキング3位のデイブソン・フィゲイレードと対戦し、2Rに右ストレートでダウンを奪われ、パウンドでTKO負け。王座獲得に失敗した。この試合は、フィゲイレードが前日の計量で127.5ポンドと2.5ポンドの体重超過をしたため、ベナビデスが勝利した場合にのみ王座を獲得できることになっていた。 2020年7月19日、UFC Fight Night: Figueiredo vs. Benavidez 2のUFC世界フライ級王座決定戦でフライ級ランキング1位のデイブソン・フィゲイレードとダイレクトリマッチを行い、リアネイキドチョークで1R一本負け。王座獲得に失敗した。 2021年3月6日、UFC 259でフライ級ランキング3位のアスカル・アスカロフと対戦し、0-3の判定負け。3連敗となった。なお、この試合はアスカロフが前日計量で1ポンドの体重超過をしたため、127ポンド契約で行われた。 2021年9月15日、総合格闘技からの引退を発表[6]。 人物・エピソード戦績
表彰
脚注
関連項目外部リンク |