ジョシュ・ネイラー
ジョシュア=ダグラス・ジェームズ・ネイラー(Joshua-Douglas James Naylor, 1997年6月22日 - )は、カナダのオンタリオ州ミシサガ出身のプロ野球選手(一塁手、外野手)。左投左打。MLBのアリゾナ・ダイヤモンドバックス所属。 実弟のボー・ネイラー、従弟のデンゼル・クラークもプロ野球選手[2]。 経歴プロ入りとマーリンズ傘下時代2015年のMLBドラフト1巡目(全体12位)でマイアミ・マーリンズから指名され[3]、7月2日に契約を結んでプロ入りを果たした[4]。契約締結翌日の7月3日に傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・マーリンズへ配属された[5]。25試合に出場して打率327、1本塁打、16打点を記録した[6]。 8月11日には「オーストラリア・カナダ・フレンドリー・シリーズ 2015」のカナダ代表に選出された[7]。8月24日に同年のWBSC U-18ワールドカップのカナダ代表に選出された[8]。同大会では大会最多の3本の本塁打を記録し、ベストナインに選出された。 2016年4月4日にA級グリーンズボロ・グラスホッパーズへ配属され、開幕を迎えた。6月3日にストーン・ギャレットにナイフを用いた悪戯で親指を負傷させてしまった[9]。6月7日に同年のサウス・アトランティックリーグ・オールスターゲームに選出された[10]。また、同じカナダ出身のタイラー・オニールと共にオールスター・フューチャーズゲームにも選出された[11]。A級グリーンズボロでは89試合に出場し、打率.269、9本塁打、54打点、92安打を記録した[6]。 パドレス時代2016年7月29日にアンドリュー・キャッシュナー、コリン・レイ、タイロン・ゲレーロとのトレードで、ジャレッド・コザート、カーター・キャップス、ルイス・カスティーヨと共にサンディエゴ・パドレスへ移籍した[12]。同日中に傘下のA+級レイクエルシノア・ストームへ配属された[13]。33試合に出場して打率.252、3本塁打、21打点、35安打を記録した[6]。 2017年開幕前の2月8日に第4回WBCのカナダ代表に選出された[14]。代表は3月12日のアメリカ合衆国戦で敗戦し、3連敗となり、次大会は予選からの参加となった[15]。 シーズンではA+級レイクエルシノアとAA級サンアントニオ・ミッションズでプレーし、2球団合計で114試合に出場して打率.280、10本塁打、64打点、9盗塁を記録した。6月29日には同じカナダ出身のカル・クアントリル、マイク・ソロカと共に[16]、オールスター・フューチャーズゲームの世界選抜に2年連続で選出された[17]。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズに所属した。 2018年はAA級サンアントニオでプレーし、128試合に出場して打率.297、17本塁打、74打点、5盗塁を記録した。 2019年の開幕はAAA級エルパソ・チワワズで迎え、5月24日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[18]。同日のトロント・ブルージェイズ戦にて「7番・指名打者」で先発出場してメジャーデビュー(結果は4打数無安打)。この年メジャーでは94試合に出場して打率.249、8本塁打、32打点、1盗塁を記録した。 インディアンス / ガーディアンズ時代2020年8月31日にマイク・クレビンジャー、グレッグ・アレン、後日発表選手[注 1]とのトレードで、オースティン・ヘッジス、カル・クアントリル、ガブリエル・アリアス、オーウェン・ミラー、ジョーイ・カンティーヨと共にクリーブランド・インディアンスへ移籍した[19]。この年は2球団合計で40試合に出場して打率.247、1本塁打、6打点、1盗塁を記録した。 2021年はレギュラーとして69試合に出場し、打率.253、7本塁打、21打点、1盗塁を記録した。しかし6月27日の試合で守備の際に野手と交錯、右足首を脱臼骨折に加えて靭帯も断裂する重傷を負い手術を受け[20]、残りのシーズンを棒に振った。 ダイヤモンドバックス時代2024年12月21日にスレイド・セッコニ、MLBドラフト戦力均衡ラウンドBの指名権とのトレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[21]。 詳細情報年度別打撃成績
年度別守備成績
表彰
記録
背番号
代表歴
脚注注釈
出典
関連項目外部リンク
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